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企画展 戦時代用としての陶器/埼玉県

8/14(水) 18:49配信

テレ玉

戦時中、貴重な金属の代用品として使われていた「陶器」陶製の生活用品や兵器を集めた企画展が、ふじみ野市内で開かれています。

1937年、日本は中国との戦争に突入、社会・国民には戦争に協力する機運が高まり始めます。陶製の「ガスコンロ」、余分な物資を使わないようバーナーの部分だけで作られ、熱で割れないように素焼きの段階で耐熱性を持つ樹脂を浸みこませ強度を高めています。戦時中は、「ぜいたくは敵だ」の掛け声のもと、食器は、派手なものはなくなり、二本線のみのシンプルなデザインのものに。「国民食器」と呼ばれていました。

そして、太平洋戦争末期になると、金属不足も深刻化、戦うための兵器も陶器で製造されるようになります。現在のふじみ野市内にあった弾薬工場で作られた陶製の手榴弾や地雷、陶器のため金属探知機にかからないことからアメリカ軍の脅威になるとされていました。戦後、平和が訪れると使われなかった陶製の地雷はゆたんぽとして使われることになりました。

この企画展は9月1日まで開かれていて、8月24日には戦時中に市内の火薬工場に動員された学生たちの話を交えた講演会も行われます。

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最終更新:8/14(水) 18:49
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