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要介護認定で損しないコツ 正しい認定を受けるためのポイント

8/14(水) 19:00配信

マネーの達人

「要介護度」によって、利用できる介護サービスの幅が決まっています。

そのため、介護サービスを必要としている人やその家族にとって、どの要介護度に認定されるかはとても重要でしょう。

ただ、本人の状態にきちんとマッチした認定が受けられればよいのですが、時には実際よりも軽い認定が出てしまうケースがあります。

単位が足りなくて希望の介護サービスが受けられないと、そのぶん家族の負担が増したり、100%実費で介護サービスを受けなければならないことも…。

そこで、きちんと現在の状態に見合った要介護度が認められるよう、認定を受ける際に気をつけたいポイントを解説します。

要介護認定の流れ

介護認定とは、「その人にどのくらい介護サービスが必要か?」を判断するものです。

今後の介護プランに大きく関わってくる重要な審査なので、認定を受ける側もしっかり心構えをして臨みましょう。

まず、住んでいる市区町村の窓口で必要書類を提出して申請をおこなうと、1次判定に向けて調査員による「訪問調査」がおこなわれます。

その後、コンピューターによる1次判定をしたのち、主治医の意見書や訪問調査での特記事項などを元にして、保険・医療・福祉分野の学識経験者5人程度による「介護認定審査会」で2次判定がおこなわれ、最終的な要介護度が決定します。

要介護度の区分は、要支援1~2、要介護1~5の7種類です。

結果は、原則として申請から30日以内に本人に通知されます。

その後、決定した要介護度に合わせたケアプランが作成され、いよいよ介護サービスの利用がスタートします。

カギとなるのは「訪問調査」

要介護度の判定で、大きな要となるのが「訪問調査」です。

いったいどのような点を調査されるのか、前もっておおよその内容を把握しておきましょう。

訪問調査では、以下の項目にそって審査がおこなわれます。

■第1群「身体機能・起居動作」

麻痺の有無、立ち上がり、寝返り、歩行、洗身、視力、聴力など

■第2群「生活機能」

移動、食事摂取、排泄、洗顔、着替え、外出頻度など

■第3群「認知機能」

意思の伝達、日課の理解、年齢や名前や生年月日、場所の理解、徘徊など

■第4群「精神・行動障害」

物盗られ妄想、作り話、感情が不安定、大声を出す、会話にならない、物忘れなど

■第5群「社会生活への適応」

薬の内服、金銭の管理、集団への不適応、買い物、簡単な調理など

■その他「過去 14 日間にうけた特別な医療について」

点滴の管理、透析、ストーマ(人工肛門)の処置、酸素療法、褥瘡の処置、カテーテルなど

※要介護認定 認定調査員テキスト2009より(厚生労働省)

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最終更新:8/14(水) 19:00
マネーの達人

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