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「あの水害、怖かった…」台風10号は8年前の『12号』に類似 当時三重・奈良・和歌山で68人死亡

8/14(水) 18:42配信

東海テレビ

東海テレビ

 今回の台風10号。大型であることや進路、そして自転車並みのゆっくりした速度であることが過去のある台風と似ています。それが8年前の『台風12号』。実はこの時、三重県南部などで1000ミリを超える豪雨となり、大きな被害が出ました。

 激しく打ち付けて降る雨に、轟々と音を立てる川の濁流、そして川のようになった道路も…。
紀宝町
 2011年9月、高知県に上陸した台風12号は三重県南部や奈良県、和歌山県を中心に、多いところで1000ミリを超える豪雨をもたらし、この3県だけで68人が死亡しました。

(リポート)
「こちら奥河内川という川ですが、氾濫してしまっています。そして住宅の方に水が流れてしまっています。ここが道路かどうかわかりません」

 豪雨によりいたるところで河川が氾濫。三重県熊野市では…。

(リポート)
「こちらは市民の足、紀勢線の線路なんですが、ご覧の通り流木などが線路に乗った状態で完全に塞がれています」

 井戸川が氾濫しJR紀勢線の橋が崩落。運転再開まで、ひと月余りかかりました。8年前の豪雨を経験した人は…。

近所の人:
「(水位が)段々上がってきている。これから降ったらいっぺんに上がってくるやろね。心配やね今晩ね」

 また当時、三重県紀宝町では相野谷川が氾濫し住宅1000棟以上が水に浸かったほか、1人が死亡し1人が行方不明となる人的被害も出ました。

 今回の台風10号接近で、住民は…。

住民:
「1000ミリとか降るんだったらすごいですけど、そこまで降らないように願ってます。早めの避難プラス自分が今どこにおってどういう避難が一番大事かと」

別の住民:
「あの水害で怖かったからね、余計不安やわ。(水に)浸かったら身動き取れんもんで、それが一番不安」

 紀宝町は8年前の災害を教訓に、被害が予想される時刻に向けて「いつ」「誰が」「何をするのか」を事前に決めて実行する防災行動計画「タイムライン」を取り入れました。

 今回も早期避難を呼びかけ、すでに自主避難をしている住民もいます。

東海テレビ

最終更新:8/14(水) 18:42
東海テレビ

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