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「吸い上げ効果」に「吹き寄せ効果」…危険な高潮に

8/14(水) 20:02配信

読売新聞オンライン

 気象庁によると、台風10号の西日本への上陸が見込まれる15日は、平時よりも潮位が高い大潮にあたる。台風通過と重なると高潮が発生しやすくなり、同庁は海岸や河口付近では高潮による浸水に警戒するよう呼びかけている。

 台風は中心の気圧が低いため、台風が海上を通過する時には海面が上昇する「吸い上げ効果」が生じる。さらに、台風の強風で海岸に海水が集まって海面が高くなる「吹き寄せ効果」も加わり、堤防を越えるほどの高潮が発生しやすくなる。

 同庁は、15日未明から午前にかけて四国で、同日夜から翌16日未明にかけて四国と中国、近畿で、高潮の危険性が高まるとみている。

 2004年8月30日に西日本に上陸した台風16号では、広島市で269センチという記録的な潮位を観測し、香川県では2万棟以上が浸水した。同庁予報課の黒良龍太主任予報官は「浸水すると移動すらおぼつかなくなる。早めに高台へ避難するなど対策を取ってほしい」と話した。

最終更新:8/15(木) 10:38
読売新聞オンライン

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