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白黒のライオン、引っぱるとカラーに! 仕掛け絵本が話題、実はシンプルな仕組みなんです 出版社に聞いた

8/16(金) 7:00配信

withnews

 絵本に描かれたモノクロのライオン。ページの端をつまんで引き出すとカラーに変身――。そんな仕掛け絵本がツイッター上で注目を集めています。出版元を取材しました。

【画像】白黒からカラーに変わる様子はこちら。端から引き出すとはみ出た部分だけが変化! 仕組みの解説も

絵本「ジャングルのどうぶつ」

 話題になっている絵本は「ジャングルのどうぶつ」(税込み864円)です。

 最初のページに描かれているのは、ジャングルの中にいるライオン。ライオンとその周辺だけがモノクロになっています。

 ページの端には「▲」マークがあり、そこをつまんで引き出すとライオンの絵がページの外に飛び出します。

 引き出すにつれてページからはみ出た部分だけがカラーに変化し、最後は全身が着色された状態に変化します。

 今月中旬、この絵本の仕掛けがツイッターで紹介されると、「何度見てもわからない」「抜き出す部分が2枚重ねになっている?」といったコメントが寄せられ、話題になっています。

色が変わる仕組みは

 なぜモノクロがカラーに変化するのか? 仕組みはとてもシンプルです。

 ひっぱり出されるライオンのイラストは、白い台紙の上に透明のフィルムを重ねてあります。

 フィルムにはライオンの輪郭だけがモノクロで描かれており、白い台紙にはカラーのライオンが描かれています。

 ひっぱり出した状態だと2つが重なってカラーに見えますが、元に戻す際にはフィルムと白い台紙の間に、何も描かれていない別の白い紙が挟まる仕組みになっています。

 間に白い紙が挟まることで、下のカラー部分が隠されて、フィルム部分だけしか見えなくなるため、モノクロに見えるのです。

出版社を取材しました

 「『ジャングルのどうぶつ』は、イギリスの出版社・PINWHEELの『JUNGLE』という絵本を翻訳したものなんです」

 そう話すのは、シールブックやプレイブックを多数手がけている出版社・リーバン(東京都)の取締役・田村真由美さん。

 2004年、社長たちがイタリアのボローニャであったブックフェアを視察した際に、PINWHEELの「MINI MAGIC COLOUR」シリーズと出会ったそうです。

 その年のうちにJUNGLEを翻訳して出版するとヒット商品に。その後も安定して売れ続け、累計販売部数は15万部を超えています。

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最終更新:8/16(金) 7:00
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