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自民有志、公募厳格化へ勉強会=若手の不祥事続出で

8/15(木) 7:11配信

時事通信

 自民党の有志議員が国政選挙の候補者公募の審査手続きを見直すため、今秋にも勉強会を立ち上げることが14日、分かった。

 「魔の3回生」と呼ばれる2012年衆院選の初当選組を中心に、公募出身議員の不祥事などが相次いでいるためだ。提言をまとめて執行部に申し入れ、次期衆院選に反映させることを目指す。

 「魔の3回生」をめぐっては、7月に石崎徹衆院議員の元秘書への暴行疑惑が浮上。2月には田畑毅元衆院議員に女性問題が発覚。その後辞職した。不倫報道をきっかけに辞職した宮崎謙介元衆院議員、秘書への暴行で離党した豊田真由子元衆院議員も同期生で、4人とも自民党の公募出身だ。

 同党が政権奪還を果たした12年衆院選では大量の新人が当選。党幹部は「公募では性格や人柄まで判定できず、経歴が立派なら通ってしまった」と指摘する。実際、石崎、豊田両氏は元キャリア官僚。田畑氏は元日銀マンだ。

 勉強会の中心メンバーは、平将明選対副委員長や柴山昌彦文部科学相ら。平氏は05年衆院選、柴山氏は04年の衆院補選にそれぞれ公募で選ばれて出馬し初当選した。同じ公募出身の先輩として、「質の低下」を防ぐ方策を検討する。

 具体的には、各都道府県連が行う公募の審査方法の在り方を議論する。論文などによる書類選考後に面接を実施するのが一般的な流れだが、このうち面接をいかに充実させるかを話し合う。

 例えば、面接で県連幹部のほか党幹部を立ち会わせるなどして審査をより厳しくすることを検討する。党本部で過去の応募者情報を一元管理して党全体で共有したり、審査方法を統一したりできないかも課題となる。

 ただ、「面接で応募者の問題点などを見抜くのは難しい」(若手)との声もあり、どこまで実効性のある見直しができるかは不透明だ。 

最終更新:8/15(木) 7:20
時事通信

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