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巨人、菅野で4差!悪条件にもアクシデントにも負けず…それがエース

8/15(木) 5:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、広島1-7巨人、20回戦、広島12勝7敗1分、14日、マツダ)セ・リーグ首位の巨人は14日、広島20回戦(マツダ)に7-1で勝ち、2カード連続の勝ち越しを決めた。先発のエース・菅野智之投手(29)が8回113球を投げて5安打1失点で、7月2日の中日戦(東京ドーム)以来、自身6試合ぶり、約1カ月ぶりとなる9勝目(5敗)。開幕3連戦以来となる広島戦のカード勝ち越しで、敗れた2位・DeNAとのゲーム差を「4」に広げ、最短で20日に優勝へのマジックナンバーが点灯する。

 エースが、マツダスタジアムの鯉党を黙らせた。勝利の瞬間をベンチで見届けた菅野は、ホッと一息。約1カ月ぶりの白星をかみしめた。

 「苦しかったですけど、いいピッチングをすれば必ずいい結果に結びつくと思っていた。野手の方に助けられることの方が多いので、感謝の気持ちを忘れずに」

 台風10号が日本列島に接近する中、一回終了後の午後6時20分から23分間中断。ぬかるむマウンドや準備など難しい状況でも「気持ちを切らさずに。低めに丁寧に」と自身に言い聞かせた。

 大黒柱の覚悟がにじんでいた。1-1の五回2死二塁では、「天才」と呼ばれる24歳の1番・西川を151キロの内角直球で二ゴロに抑えて「投げ切れた」とうなずいた。八回1死では代打・メヒアの投ゴロを一塁へ送球しようとした際に左足首をひねったが、続投。ヒーローインタビューでは「大丈夫です。でも、少しダサかった」と笑いを誘ったが、「引くに引けなかった」というのが本音だ。8回1失点で、7月2日の中日戦以来、約1カ月ぶりの9勝目。9連戦最後の一戦で救援陣を救う113球だった。

 勝ち星がない日々が続いた中、8日の前回登板(対中日、ナゴヤドーム)では7回1失点と好投。だが、勝利目前の八回に中川が同点に追いつかれた。終盤、ベンチで応援していた際に中川が「すみません」と頭を下げに来たが、「お前の思っているようなことを俺は感じてないから」と肩の荷を降ろさせ、自身が感じた攻め方などを助言した。これにはオフのハワイでの自主トレに同行する後輩も「僕のせいで勝ちが消えて。自分のことも大変でしょうけど、打たれたやつに意見をくれてありがたかった」と感謝。いつでもチームを思う姿はさすがだ。

 9連戦開始前は0・5ゲーム差だった2位・DeNAとのゲーム差を4に拡大。最短で20日に優勝へのマジックナンバーが点灯する。苦手とするマツダでのカード勝ち越しは開幕3連戦以来だが、「まだカープとの戦いは残っているので、気を引き締め直して」と菅野。背番号18は、最後まで先頭に立って進む。

最終更新:8/15(木) 5:00
サンケイスポーツ

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