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香港国際空港がデモ隊で混乱、中国人記者に暴行との報道も

8/15(木) 11:06配信

ロイター

香港国際空港で、前日に続き14日も「逃亡犯条例」改正案に対する抗議活動が行われ、空港の使用妨害を禁じる裁判所の臨時命令が出された。
空港では数百便の発着予定が変更され、利用者は一晩待たされた。オーストラリアからの旅行者、フィル・マッコイさんは「到着がすでに2日遅れており、費用がかさんでいる」と不満を口にした。
チェックインカウンターは14日朝に再開。警備が強化されるなか、空港職員らは血やがれきが散乱した構内を清掃した。
中国政府は13日にターミナルを占拠したり機動隊と衝突したデモ隊を非難した。暴動が激しくなると、銃を取り出す警官も目撃された。
警察によると、大勢の抗議者が利用者や記者に暴行を加えたという。デモ隊が拘束した男性が、中国国営メディアの記者であることがビデオで確認された。
デモ参加者の中には、拘束されたもう1人の男性が中国政府の秘密工作員だったと思うと話す人もいた。
中国政府の香港マカオ事務弁公室は14日、同空港で行われた抗議活動について「テロに近い行為」と非難した。
一方でトランプ米大統領は、米情報機関から得た情報として、中国政府が中国本土と香港との境界沿いに軍部隊を移動させていることを明らかにした。
中国国営メディアは、デモに対処するための軍事行動だと報じてはいない。ただ、デモ隊と警察との衝突は10週間におよんでおり、軍が介入する可能性があるという憶測が出ている。
この抗議行動は、「逃亡犯条例」改正案への反対に端を発し、民主主義を求める運動に発展している。

最終更新:8/15(木) 11:06
ロイター

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