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「水曜集会、今回が最後になるように」 27年間で1400回の叫び

8/15(木) 8:40配信

朝鮮日報日本語版

 慰安婦被害者のための1400回目の「定期水曜集会」が14日、ソウル市鍾路区の旧・日本大使館前で行われた。「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」を迎えた同日、集会を主催した「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義記憶連帯)側は声明で、「加害国・日本の政府は被害者たちの名誉、人権を毀損(きそん)する一切の行為を中止し、戦争犯罪を認めよ」と述べた。主催者側推計で2万人が集会に参加した。

 講演者として壇上に立った慰安婦被害者の吉元玉(キル・ウォンオク)さん(91)は「最後まで戦って勝つのが勝利する人」と述べた。共に民主党の朴柱民(パク・チュミン)、南仁順(ナム・インスン)最高委員や正義党の沈相ジョン(シム・サンジョン)代表らも参加した。この日の集会で主催者側は北朝鮮の「朝鮮日本軍性奴隷および強制連行被害者問題対策委員会」という団体から来た手紙も公開した。この書簡には「日本の過去の罪悪を清算し、その対価を受け取るための反日連帯運動を一層力強く繰り広げていこう」と書かれていた。この集会は韓国をはじめ、日本、米国、台湾、オーストラリアなど世界12カ国・37都市で同時に行われたと主催者側は発表した。また同日、ソウル市竜山区の白凡金九記念館では、政府の「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」記念式も行われた。女優ハン・ジミンさんは慰安婦被害者の遺族たちが母親にあてた手紙を代読した。

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領も同日、フェイスブックに掲載した文で、「政府は人類の普遍的観点から日本軍慰安婦問題を平和と女性の人権に対するメッセージとして国際社会で共有し、拡散していく」と述べた。これに対して一部からは「韓日政府が共同で発表した慰安婦合意の内容と違うのではないか」と指摘する声も上がっている。朴槿恵(パク・クネ)政権時の2015年、韓日外相は共同記者会見で、「日本政府が表明した措置が着実に実施されるということを前提に、日本政府と共に今後、国連などの国際社会で同じ問題(慰安婦問題)に対して相互非難・批判を自制する」と述べた。しかし、青瓦台関係者は「(文大統領の発言に)日本政府を非難する内容はなく、今後もそうする計画はない」と言った。

最終更新:8/15(木) 8:45
朝鮮日報日本語版

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