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電子ファブリックの最先端。襟で!袖で!端末コントロールする近未来

8/16(金) 7:01配信

ギズモード・ジャパン

ズボンに仕込めば、お尻パーンで動画再生。

電子ファブリックってどうなんでしょ? GoogleとLevi'sがコラボしてスマート・デニムを発売したのが記憶に残っていますが、あれは2017年のこと。なんだかもっと前な話な気がするのは、スマート・クローズ(衣類)が表立って出てきていないという印象があるからかな。

結局スマホは便利だし、今はボイスコントロールも良くなってるしなんて思いますが、電子ファブリックだってまだまだ進化しているのです。インディアナ州のパデュー大学が、Advanced Functional Materialsにて、最先端電子ファブリックの研究を発表しています。

スマート・クローズの最大の問題点は何か。それは、バッテリーです。スマートになるためには、センサやらなんやらが働くわけですから、当然電気を供給してやらねばなりません。充電も必要です。洋服ですから洗濯も必要です。となれば、脱いだらポイじゃなく、充電するなり、バッテリー外して洗濯するわけで、普及しない理由の1つは正直めんどうくさいから。人類はめんどうくさがり! あとは、ファッションのトレンドも気になりますもんね。

パデュー大学の考える電子ファブリックのあり方は、もっと手軽に楽しめるアイディア。そもそも洋服自体は普通のお洋服。生地だって、ウールでも綿でもスパンデックスでもなんでもいいというところからスタート。手持ちのお気に入りワンピだっていいわけです。

まず、電導性銀ナノフレークをスプレーします。次にガードする層としてポリテトラフルオロエチレン(テフロン加工に使われるヤツ)をスプレー。フルオロアルキルオルガノシランを施すことで、レイヤーに伝導性をもたせ、油をはじくようにします。ここに、指のタップコントロールが可能な電子ファブリックを伝導性のある糸で縫いつけます。最後にコーティングスプレーをすれば、オリジナルのスマート・クローズの完成!

このアイディアの最大の利点は、やはりバッテリーがいらないこと。必要な電力は摩擦帯電で補うことができます。スマート・クローズからスマホを充電するほどの電力はないものの、スマート・クローズの働きとしては十分。

上の動画では、襟にタップ可能電子ファブリックをに縫い付けることで、音楽の再生やボリュームをコントロールしています。袖につければ、タスクしだいでマジシャンかスパイになれますよ! また、手持ちの服をスマート化可能であり、縫い付けるパーツの色や素材、場所次第では一見スマート・クローズとわからないのも魅力ですね。

…そのうち、クリーニング屋さんのお直しにスマート化オプションできるかもよ。

Source: Purdue University

そうこ

最終更新:8/16(金) 7:01
ギズモード・ジャパン

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