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発売20年の「はちみつ黒酢ダイエット」が再ブレークした理由は

8/16(金) 12:03配信

日本食糧新聞

タマノイ酢の「はちみつ黒酢ダイエット」は、酢を飲む習慣が日本で定着する前の1996(平成8)年に発売され、2000年に第18回食品ヒット大賞を受賞。ブームの火付け役となった食酢飲料の元祖として、現在も年間約5000万本を販売する。さらに2018年度は売上げ2桁伸長と再ブレークし、6月単月も3割増で推移するなど、オンリーワン商品として変わらぬ人気を誇る。

黒酢は毎日5mlを目安に摂取すれば血流改善、疲労回復、生活習慣病の予防や健康維持に効果的とされるが、味にクセがある点が継続飲用へのハードルとなっていた。

同社では「毎日おいしく飲める、薄めずに飲む黒酢」をコンセプトに入社2年目の女性社員が中心となり、黒酢にリンゴ果汁とはちみつを加えて、そのまま飲めるヘルシードリンクとして同品を開発。完成当時は社内でも評価は賛否両論だったが、分かりやすいネーミングと飲みやすさが受け、市場でじわじわと売れ始める。1999年のTVCM後は認知度が一気に高まり、月間出荷数は60万ケースに跳ね上がった。

ビネガードリンク市場を切り開いた同品は、健康系飲用酢の代表商品としてその後も一定の存在感を示すが、昨秋は同品を思わせる飲料がTVドラマで物語の鍵として登場し、発売20年超で売上げが2桁伸長した。

今年は再び当たったスポットライトを継続・拡大させたいとさまざまなメディア戦略を打っている。“恋愛ドリンク”としてTVCMを放映した6月は出荷数が30%増を記録。引き続き、SNSやWeb戦略を駆使して、通期でも売上げ前年比30%増を目指す。

日本食糧新聞社

最終更新:8/16(金) 12:03
日本食糧新聞

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