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台風で宇野港の浮桟橋破損 岡山県内12人重軽傷

8/16(金) 9:13配信

山陽新聞デジタル

 大型の台風10号の接近により、岡山県では、玉野市で自宅屋根を修理中の80代男性が風にあおられて脚立から転落し、ろっ骨を折る重傷。15日午後11時までに少なくとも岡山、倉敷、玉野、浅口市で12人が重軽傷を負った。避難所に身を寄せた人は一時少なくとも7千人を超えた。台風はお盆休みのUターンラッシュを直撃。山陽新幹線が計画運休し、四国のJR全線も終日運休するなど大きな乱れが生じた。

 岡山県内には15日夕方に最接近した。午前を中心に風雨が強まり、玉野市で観測史上1位となる最大風速20・6メートル(午前9時53分)、最大瞬間風速28・8メートル(同9時51分)を観測。倉敷市は高潮の恐れがあるとして、市沿岸部を対象に、全住民が緊急避難すべき警戒レベル4となる避難勧告を出した。

 宇野港では、鉄筋コンクリート製の岡山県営2号浮桟橋(長さ66メートル、幅12メートル)が高波を受けて破損し、一部が水没した。県によると、係留していた船はなく、けが人もなかった。県は近く復旧工事に着手する方針。

 JR西日本は台風の接近・通過に伴って山陽新幹線の新大阪―小倉間で15日終日の「計画運休」を実施。上下計311本が運休し、19万8千人に影響した。岡山、広島、山口各県では在来線の運転を見合わせた。JR四国も瀬戸大橋線を含む四国のJR全線で終日運休。宅配便大手のヤマト運輸や佐川急便が西日本の一部で集荷や配達を取りやめるなど、企業も対応に追われた。

最終更新:8/16(金) 18:32
山陽新聞デジタル

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