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【父親のモヤモヤ】夫の実家へ帰省、逃れられない「長男の嫁」 そもそもなぜ帰省? 専門家「親子関係のメンテ手段」

8/16(金) 14:01配信

withnews

夫の実家への帰省を憂鬱(ゆううつ)と感じる妻は、足が遠のきがちです。それでも、なかなか逃れられない人たちもいます。そう「長男の嫁」です。喜怒哀楽が入り交じる帰省は、なぜ行われるのか。専門家は「親子関係のメンテナンス手段」と指摘します。(朝日新聞記者・高橋健次郎)

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「出来た嫁」演じている部分も

フリーランスで働く首都圏の50代女性は、「長男の嫁」として不安が尽きません。

長男の夫と結婚したのは20年ほど前。その後、2人の子どもを授かりました。近くに住む義理の両親の元へ、お盆とお正月には、子どもを連れて泊まりがけで帰省しているそうです。

義母は「休んでいなさい」と言ってくれますが、炊事や掃除など、家事全般を任せきりにはできないと言います。ストレスを感じつつも、「家族で集まる機会は大切にしたいし、子どもたちにも季節行事として体験させたい」と帰省しています。

女性の母親も長男と結婚しました。義理の実家とのあつれきに苦しんだ姿を見てきたと言います。反面教師にし、「出来た嫁」を演じている部分もあるそうです。

疎遠な義弟夫婦にわだかまり

一方、義理の弟夫婦は実家と疎遠です。ごくたまに、義弟が子どもを連れて1時間程度、立ち寄る程度だそうです。仕事を理由にするなど、義理の妹は結婚後、ほとんど実家に姿を見せないと言います。女性の夫が義弟に理由を尋ねたこともありますが、はぐらかされたそうです。

義弟夫婦は、結婚当時に義父母と対立。それが尾を引いているとみられます。義父母は「あんまり言い過ぎて、まったく近寄られなくなったら」と「触らぬ神にたたりなし」のような態度をとっているそうです。

帰省だけではありません。親族の葬儀や集いがあれば、長男夫婦は万難を排して駆けつけます。一方、義弟夫婦の姿は見えません。義父母は70代。いずれ介護が必要になるかもしれません。

女性自身、実父母の一人娘です。「いずれ来る親の老いを受け止めのは、『長男の嫁』である私になります。私は未来に不安を感じますが、義弟夫婦がそうしたストレスから逃れているとすれば、わだかまりを感じます」

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最終更新:8/16(金) 14:01
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