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飛ばせるクラブ全盛の今こそ、後回しにしがちな“アイアン選び”についてギアライターが考える

8/16(金) 11:30配信

みんなのゴルフダイジェスト

最新ドライバー、そして最近はアイアンでも「飛び」を謳い文句にしたものが注目される。しかし、ことアイアンに関しては「飛べばいい」というわけではないのも事実。ギアライター・高梨祥明が改めて、スコアメークのカナメ・アイアン選びについて考えた。

アイアンショットの成功こそが“スコアアップ”への近道

先日、タイトリストのゴルフクラブの開発拠点“タイトリスト パフォーマンス インスティチュート”(米国・カリフォルニア州)にニュークラブの取材に行ってきたのだが、そこで思わずハッとさせられたことがあったので紹介しておきたい。

タイトリストは9月に「T-SERIES」というまったく新しいアイアンシリーズを発売するが、その開発責任者からまず語られたのはスコアメイクにおける、アイアンショットの重要性についてだった。

「1ラウンドでの各クラブの使用機会を考えたときに、我々メーカーやゴルファーが常に気にしているドライバーは、それほど使用頻度が高くないことに気がつきます。しかし、アイアンは違います。番手こそ異なりますが、ほぼほとんどのホールで使用、アイアンショットをミスすればウェッジの登場回数が増え、成功すればパーセーブの可能性がグンと高まります。つまり、アイアンショットの精度を高めることこそが、スコアを縮めるための近道になるのです」(タイトリスト ゴルフクラブR&D シニアバイスプレジデント ダン・ストーン氏)

よく考えれば当たり前のことなのだが、その割にアイアン選びとなると途端に腰が重たくなる。飛ぶと評判のドライバーやカップインしそうな人気パターにはすぐに飛びつきたくなるのに、アイアンについては決してそうはならない。

一般的なゴルファーのアイアンの買い替え頻度は5~6年に一度といわれるが、10年以上、あるいはゴルフを始めたときと同じアイアンをずっと使っている、という人も意外に多いのではないだろうか。各番手に役割があり、単に遠くへ飛ばせればいいと単純に割り切れないところにアイアン選びの難しさがあるのだ。

「ゴルファーそれぞれに様々なニーズがあると思いますが、アイアンに求められる本当の飛距離とは狙った距離を正確にキャリーし、なるべくロール(落ちてからのラン)がなく、ターゲット付近にピタリと止まることではないでしょうか。そして、ロングアイアンからショートアイアンまで番手間の飛距離ギャップが10~12ヤードの幅に収まること。このようなアイアン飛距離を手に入れることができれば、確実にスコアアップできると思いませんか?」(ダン・ストーン氏)

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最終更新:8/16(金) 11:30
みんなのゴルフダイジェスト

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