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【ラグビー】ジャイアントキリングへ! フィジーのW杯スコッド発表。ランドランドラ、ナカラワなど強力布陣

8/16(金) 21:35配信

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

 ラグビーワールドカップ2019日本大会で新たな歴史をつくろうと燃えている、フィジー代表の精鋭部隊が決まった。ジョン・マッキー ヘッドコーチが8月16日にスバのホテルで会見をおこない、ワールドカップスコッド32人(FW 18、BK 14)を発表。最終登録メンバーは31人のため、9月上旬の提出期限までに1人をカットしなければならず、地元メディアなどによればタイトヘッドプロップ(右PR)の誰かが削られることになりそうだ。

 フライング・フィジアンズの愛称で知られるフィジー代表は、ワールドカップで過去2度(1987、2007年大会)ベスト8入りしたことがあるが、今回はそれ以上の快挙達成もあり得るのではないかと前評判がいい。昨年11月にはパリでフランス代表を初めて倒し、今年7月にはマオリ・オールブラックス(ニュージーランド・マオリ代表)から62年ぶりの勝利をあげている。

 7月27日に釜石でおこなわれたパシフィック・ネーションズカップの初戦では日本代表に敗れたものの、そのとき不在だったスター選手のCTBセミ・ランドランドラとWTBチョスア・トゥイソヴァがワールドカップスコッドに名を連ねており、パワーアップは間違いない。ヨーロッパを拠点にする両選手は破壊力抜群のエキサイティングなランナーで、ワールドカップ初参加となる。

 ワールドカップ経験者は16人で、特に、3大会目となる主将のFLドミニコ・ワンガニンブロトゥ、LOレオネ・ナカラワ、PRキャンピージ・マアフ、WTBヴェレニキ・ゴネヴァ、FBキニ・ムリムリヴァルの存在は大きい。運動量豊富でパワフルなボールキャリアーでもあるナカラワは、ワールドクラスのロックと世界的に高く評価されている。

 バックローのセミ・クナタニとヴィリアメ・マタは、ナカラワやトゥイソヴァなどとともに、セブンズ代表としてリオオリンピックの金メダルに輝いたフィジーの英雄である。

 司令塔の10番は、前回大会に出場し、スーパーラグビーやヨーロピアン・チャンピオンズカップなどでも経験を積んだベン・ヴォラヴォラが有力視されているが、SOのほかに複数ポジションでプレーできる万能BKのアリヴェレティ・ヴェイトカニもライジングスターとして注目されている。

 その一方で、ハイランダーズやクボタスピアーズなどでプレー経験があるWTBパトリック・オズボーンは、今年のパシフィック・ネーションズカップで3試合に出場したものの、ワールドカップスコッドには選ばれなかった。

 フィジー代表は8月31日にニュージーランドのオークランド(イーデンパーク)でトンガ代表と本番前最後のテストマッチをおこない、9月6日に日本へ出発する予定。ワールドカップでは強豪ぞろいのプールDに入り、9月21日に札幌でおこなわれるオーストラリア代表との初戦を迎え、ウルグアイ代表、ジョージア代表、そしてウェールズ代表とも対戦する。

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