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豪雨生還「奇跡の馬」が出産 真備、高齢者施設の「リーフ」 子馬の名は「嵐(ラン)」

8/16(金) 19:22配信

山陽新聞デジタル

 西日本豪雨の濁流を奇跡的に生き延びた介護老人保健施設・ライフタウンまび(倉敷市真備町箭田)のミニチュアホース・リーフ(10歳、雌)に16日未明、待望の“赤ちゃん”が誕生した。豪雨で最愛の子馬を失った悲しみを乗り越えて出産。母子ともに健康で、職員や利用者が「よく頑張ったね」「おめでとう」と祝福した。

真備へツバメ再び、復興の希望に

 子馬は体高60センチ、体重18キロの雌。この日朝、出勤前に立ち寄った男性職員がリーフに寄り添う姿を見つけた。定点カメラの映像から、生まれたのは台風10号の強風に見舞われていた午前3時ごろとみられる。

 アニマルセラピーの一環で飼われているリーフは、昨年7月の豪雨災害で馬小屋が水没する中を辛うじて生き延びたが、子どものアース(当時生後約11カ月、雄)と死別。復旧するまで岡山市の牧場へ避難した際、ミニチュアホース・ムサシ(5歳、雄)と出合い「少しずつ立ち直り、順調に愛を育んでいた」(担当者)という。

 子馬は台風の中で生まれた経緯と、豪雨などの困難に負けない馬に―との願いから「嵐(ラン)」と命名。牧場内をしっかりとした足取りで歩き回ったり、母乳を勢いよく飲んだりと愛らしい姿を見せており、同施設は「『復興のシンボル』として大切に飼育したい」としている。

最終更新:8/16(金) 19:22
山陽新聞デジタル

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