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折れた柳…「雷落ちたのかと」 倉敷・美観地区で台風被害

8/16(金) 20:03配信

山陽新聞デジタル

 15日に中国地方を縦断した台風10号。倉敷市内でも強い風雨に見舞われ、けが人が出たほか、倒木の被害もあった。

庭崩れ崖に…八方ふさがり

 市によると、3人が風にあおられて転倒し、救急搬送された。中島では看板を撤去中の60代男性が頭から出血。西中新田では自転車を押していた70代女性が脚を、神田では歩行中の80代女性が額を、それぞれ打撲した。下津井では船を浮桟橋に固定する作業をしていた80代男性が、船と桟橋の間に足の指を挟まれた。いずれも軽傷。

 このほか、美観地区を中心とする倉敷川沿いの柳5本が倒木した。幹だけになった無残な姿に、16日に観光で訪れた県外客からは「雷が落ちたのかと思った」「メインの撮影スポットだけに残念」との声が聞かれた。児島田の口では飲食店の看板が落下。児島味野では台風の影響で電線がショートし、家屋の壁の一部が燃えたという。

 台風の接近に伴い、市は15日午前6時に災害対策本部を設置。同10時には高潮の恐れが高まるとして、沿岸部の2万5165世帯5万5955人を対象に避難準備・高齢者等避難開始情報を発令した。併せて、児島、水島、玉島地区の小中学校など18カ所に避難所を開設した。

 夜間の満潮に向け、午後5時半には沿岸部に出した避難開始情報を避難勧告に切り替え。同11時には最多の124人が避難所に身を寄せた。

 16日午前8時、避難者の退所に伴い全ての避難所が閉鎖され、市は災害対策本部を解散した。農業や道路などの被害は調査中。

最終更新:8/16(金) 20:10
山陽新聞デジタル

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