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襲う熱風「蒸し風呂だ」 志賀で県内初40度

8/16(金) 1:15配信

北國新聞社

 石川県内で観測史上初めて気温40度超えを記録した15日、県内各地は炎熱と熱風に包まれた。「経験したことのない暑さ」「蒸し風呂のようだ」。未明から深夜までの長い時間、気温は30度を上回り、県民は大型台風の接近に身構えながら「石川の一番暑い日」にうんざりした。

 全国4番目の40・1度を観測した志賀町。増穂浦海岸には旧盆休みを利用し、多くの海水浴客や行楽客が訪れたが、名物の「世界一長いベンチ」は酷暑で熱せられ、長く座ることができないほど。強い日差しを避けるようにタオルを頭にかぶせて歩く姿が多く見られた。

 「外にいるだけで汗が噴き出した。熱風が押し寄せてきた」。同町大島の大島キャンプ場管理人の三好和夫さん(68)は驚きの声を上げた。「海水浴場は照り返しがすごく、とてもじゃないが素足で歩けない。やけどしそうなくらい砂浜が熱かった」。キャンプ場では従業員8人が30~40分ごとに交代で休憩し、熱中症対策を講じた。

 母牛と子牛計約50頭を飼育する能登牛(のとうし)繁殖センター(同町和田)でも従業員の熱中症予防のため、午後の屋外作業を取りやめた。寺岡一夫代表は「牛は牛舎の外に出ようとせず、牛舎内の日陰でぐったりしていた」と話した。

 約500種類の花を栽培する花のミュージアムフローリィ(同町赤住)は猛暑のためか、来館者数は前日より半減して500人ほどだった。堀弘光館長は「暑さで花が枯れないよう、しっかりと管理したい」と語った。

北國新聞社

最終更新:8/16(金) 1:15
北國新聞社

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