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<舘野仁美さん>「なつぞら」でアニメーション監修 元ジブリスタッフが抱く業界への思い

8/18(日) 8:20配信

まんたんウェブ

 女優の広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」で、アニメーション監修を担当する舘野仁美さん。全編アニメーションで描かれたオープニングのタイトルバックのプロデュースをはじめ、アニメとは切っても切れないドラマの屋台骨を支えている。かつてはスタジオジブリに在籍し、「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「千と千尋の神隠し」といった名作に携わってきた。また、ツイッター上で、「アニメーションの先人たちが辿り着いた大切なルール」を書き留めておくためのアカウント「動画検査のための備忘録」からさまざまなメッセージを発信中の舘野さんに話を聞いた。

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 ◇「なつぞら」における役割は多岐に 刈谷仁美さん抜てきの理由は?

 舘野さんは「未来少年コナン」に衝撃を受け、アニメーターを志すと、1987年からスタジオジブリに在籍。「となりのトトロ」以降、「魔女の宅急便」「千と千尋の神隠し」「風立ちぬ」などジブリ作品の動画チェックを数多く手がけた。現在はアニメーション制作会社「ササユリ」の代表を務めている。

 「なつぞら」における舘野さんの役割は、劇中のアニメーション制作からアニメーターの仕事にまつわる小道具の作成、広瀬さんらアニメーター役のキャスト陣の訓練や所作指導、演出面のジャッジまで多岐にわたる。またタイトルバックの監督・原画・キャラクターデザインを担当する若手アニメーター・刈谷仁美さんを抜てきしたのも舘野さんだ。

 刈谷さんの起用について「ほとんど勘、直感だった。ほかにもたくさん、絵が上手で若いアニメーターを知っているんですけど、最初から彼女以外考えられなかった」と振り返る舘野さん。

 「本人のキャラクターや素養がやっぱり絵に出るんですよね。そこまで彼女のことを知っていたかと言うと、そんなことはなかったんですけど、本人もすてきだったら絵もすてき、絵もすてきだったら本人もすてきという勝手な思い込みが私の中にはあって。彼女の素直さは間違いないだろうって思ったんですね。彼女は本当に素直で真っすぐ、くじけずやる。絵を描く方で、彼女が仮想のヒロインになれたら、よりドラマがすてきになるんじゃないのかなって思いましたし、そういうことが今回は全ていい方向に出たのではないでしょうか」

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最終更新:8/18(日) 10:28
まんたんウェブ

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