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加藤雅也、40代までは“二枚目俳優のイメージ”との戦い…「僕にとっては大きかった」ある朝ドラへの出演

8/17(土) 7:02配信

テレ朝POST

二枚目俳優として、映画やドラマに引っ張りだこの人気絶頂時に単身渡米し、7年あまりハリウッドを中心に活動してきた加藤雅也さん。2002年に再び活動拠点を日本に移し、多くの映画、ドラマに出演。

昨年、俳優生活30周年を迎え、今年は連続テレビ小説『まんぷく』(NHK)のユニークな喫茶店マスター役も話題に。すでに2本主演映画が公開され、9月6日(金)には最新主演映画『影に抱かれて眠れ』も公開になる。モデル時代から183cmの長身に端正なルックスは際立っていたが、40代までは二枚目のイメージとの戦いだったという。

◆朝ドラで関西の面白いおっちゃんに

-今年は『二階堂家物語』、『彼女は夢で踊る』(広島先行)、『影に抱かれて眠れ』(9月6日公開)と主演映画も続いていますね-

「そうですね。まだ色々と主演でやってみたい作品もありますけど」

-長身で二枚目という誰もがうらやむルックスですが、俳優としては見た目のイメージで左右されたこともあるのでは?-

「それはあります。やっぱりそれは、30代、40代もずっと付きまとっているので、いかにそれをぶっ壊して60代を乗り切れるようにするかということを40代半ばぐらいからずっと考えていますよ。

50歳ぐらいから白髪が増えてきて、だいぶ雰囲気も変わってきましたけどね。正直つまらないなと思うようなことでも仕事としてやらざるを得ないよりは、何か新しいことをやっていたいし、いろんなことをやれなくなるなっていうのはすごくあります。二の線で、50代、60代、70代ってきついですよ」

-このところユニークなキャラや、やさぐれた感じの役など幅広い役柄をされていますね-

「やさぐれ感も出すように意識してきたから出たのであって、二の線だけでいたら出ないですよ。やっぱりそういう色んな芝居をすることで、チャレンジをしていかないと、二の線だけでやっていて食べていける時代ではないですからね。

田村正和さんみたいに、二の線を一生通せる俳優というのはなかなかいないですよ。他にいないでしょう?日本がそういう映画を作る文化じゃないから、香港だとか韓国だとかアメリカとかだったらまた別ですけどね。

ロバート・レッドフォードも二の線で通しましたしね。だけど、日本では難しいし、そんななかで二の線を押すよりは、何か新しいことや面白いことをやりたいじゃないですか」

『青春家族』(1989年)以来、30年ぶりの朝ドラ出演となった『まんぷく』では主人公の福子(安藤サクラ)が働く喫茶店「パーラー白薔薇」の店主・川上アキラ役。妻・しのぶ(牧瀬里穂)と関西のノリで夫婦漫才のような軽妙なやりとりをしたり、変な英語を使ったりするコミカルな演技が話題に。

-『まんぷく』のマスター役もこれまでのイメージと大きく違いましたね-

「いろんな作品であのような役は過去にもやっているんですけど、見てもらえるところでやらない限り、あんまり効かないんですよね。

『まんぷく』は全国区だから、皆さんから『あんな役をやるとは思わなかったです』って言われて、わりと変な役のオファーがくるようになりました(笑)。『この人にこんな役をやらせたら面白いんじゃないの』って、やっとそういうふうに思われるようになってきて、そういう役が増えてきたんですよね。

だから、そういうのは断らずに一回やってみようかなって。そうすると、幅が広がってくるじゃないですか。幅が広がってくると、それだけいろんな役ができるようになるしね。『まんぷく』は、全国区の作品だったからですよ。ちっちゃい作品でもっと変なおもろいやつとかをやっても、なかなか知ってはもらえない」

-英語が堪能な加藤さんが変な英語を話すというのも新鮮でした-

「でも、あれは逆にある程度英語がわかるからできることで、演出とプロデューサーとお話をして、台本に書いてあったものより濃いバージョンアップしたキャラになりました。『ユーアーコーヒー、OK?』というような変な英語のセリフも最初はありませんでしたからね(笑)。そういうこともできたし、色々な意味で、あれは僕にとっては大きかったですね」

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最終更新:8/17(土) 7:02
テレ朝POST

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