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Leo the footballの考える「日本サッカー2.0」。次世代のサッカーで求められる戦術的アップデート

8/17(土) 17:38配信

テレ東プラス

日本サッカー界がにわかに盛り上がっている。コパ・アメリカでの日本代表の奮闘は記憶に新しく、スペインの名門・レアル・マドリードへの久保健英選手の電撃移籍は、海を越えて世界でも注目の的となった。来年に控える東京五輪に向け、期待の熱は高まっている。

一見すると未来は明るいように思えるが、世界のサッカーの進化は日進月歩。日本代表も同じスピードでアップデートしなければ、めまぐるしく入れ替わる戦術のトレンドに取り残されてしまう。今回は、サッカーの分析家としてYouTubeで人気を集めるLeo the footballさんに、「日本サッカー2.0」に必要なヒントを聞いた。

前線からの守備と柴崎岳の使い方。日本代表の抱える課題とは?

─世界のサッカーは日々アップデートしながらしのぎを削っています。日本サッカーを「2.0」にするために、何が必要だと思いますか?

「正直なところ、今はまだ0.5だから1.0を目指そうぜ、という段階だと思います。ヨーロッパの最先端と比較すると、日本サッカーは発展途上で荒削りな部分が目立ちますよね」

─たとえば、どういった課題を抱えているのでしょうか。

「ひとつは戦術のディテールを詰めきれていないこと。現代サッカーは緻密な戦術の応酬になっていて、バルセロナやマンチェスター・シティなどは戦術がハマらないと見るや、10分くらいで修正します。日本でも大分トリニータの片野坂監督は修正スピードが早いですね。たとえば、左サイドのコンビネーションが悪いときに、左右のウイングバックを入れ替える。相手のビルドアップにフォーメーションを噛み合わせて封じ込めるなど。ただ、日本サッカー全体にこうした文化は根づいてなくて、日本代表でも監督の采配は強化するべきポイントだと思います」

─最近の試合を例に、采配の良い点・悪い点を教えてください。

「たとえば、6月の親善試合で森保ジャパンは3-4-3のシステムで、守備時には両ウイングを下げて5-4-1になる形を採用していました。相手は移動の疲れもあってか、味方FWが動いたスペースに次に入ってくる選手のタイミングが遅い。それに対し、日本は昌子源や冨安健洋といった能力の高い選手がCBで起用されているので、相手FWを追って空いたスペースへのカバーリングで常に先手を取れていましたね。森保監督はこうした撤退守備のオーソドックスを構築するのは得意で、サイドからの攻撃力の低いチームには手堅く守れます。これは4-4-2で守っているときも同様で、ボールの位置に対して全体をスライドさせるような守備は、ある程度は整備されています」

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最終更新:8/17(土) 17:38
テレ東プラス

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