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【特集】シングルマザーのための「シェアハウス」 古い長屋が…助けあえる空気感に

8/17(土) 9:03配信

関西テレビ

『病気でも休めない』
『仕事に集中できない』
『子供を一人にしてしまう』

これらは、仕事に育児に、全て一人でこなすシングルマザーの悩みです。

様々な悩みを抱えて生きる母と子のために、大阪に1軒のシェアハウスが作られました。
そこでの生活と、シングルマザーの思いに密着しました。

古い長屋を「シェアハウス」に

去年5月、長らく誰も住んでいない長屋に子どもたちの笑い声が響き渡りました。
50年以上前に建てられたこの場所で、まもなく「工事」が始まろうとしていました。

といっても、取り壊されるのではありません。
シングルマザーのためのシェアハウスに生まれ変わるのです。

安田委久美さん(39)。
娘とここで、新しい生活を始めたいと考えています。

【安田さん】
「子供がひとりで家にいる時間が長くなるというところに不安がある。ここの長屋だと生活のサポートをお互いしていけるのが、シングルマザーの不安の解消のひとつになるかなと思っています」

東大阪市に住む安田さんは、3年前に離婚し、娘のむえるちゃん(11)と暮らしています。

【安田さん】
「最近(仕事で)遅いんで。罪滅ぼしに、むえるの好きな親子丼を作って仕事に行きます」

人材派遣会社の契約社員として働き、一人で生活を支えています。
近くに両親が住んでいますが、高齢のため、出来るだけ頼らないようにしています。

――Q:ママ最近忙しい?
【むえるちゃん】
「うん。忙しい。だからいつも暇してる。さみしいから嫌や」

むえるちゃんは、人間関係がうまくいかず、1年ほど前から学校を休みがちです。

生活は、ぎりぎりです。

収入のために、もっと働きたい気持ちと、むえるちゃんをこれ以上ひとりぼっちにしたくない気持ちの、葛藤が続いています。

【安田さん】
「めっちゃ携帯気にしてます。なんか連絡きてるかなぁとか。この前は『お腹すいた』とか。今日も『ママ~』とかきてたし」

この日の帰宅は、夜の9時半をまわりました。

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最終更新:8/17(土) 17:14
関西テレビ

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