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「叱らない子育て」は迷惑?「叱れない」親が増えている背景とは

8/17(土) 12:10配信

LIMO

「叱らない子育て」がさまざまな場で推奨されています。
ですが、いまだに肯定派と否定派がいるのはなぜでしょうか? 

それは「叱らない子育て」の解釈を間違えている親、勘違いしている親が後を絶たないからに他ありません。

実際にあった「叱らない子育て」エピソードをご紹介しながら、「我が子を伸ばす子育てとは?」検証します。

エピソード1:「注意」と「叱る」を勘違いしている親

「義姉がまさに『叱らない子育て』を実践している親で、親戚同士で集まるときには、とても気疲れしてしまいます。
私の娘と年が近いので、仲良く遊んで欲しいのですが……。
娘が持っているおもちゃを無理矢理奪ったり、突然突き飛ばして泣かせたりと、目が離せません。
2人ともまだ幼稚園児ですから、口より先に手が出る場合もあるとは思うのですが、側で見ている義姉は、自分の子が何をしても常にニコニコ。
『〇〇ちゃん、ダメよ~』なんて優しいトーンで言うだけで、叱ろうとしません。
ある日、義姉の子が手にしていたおもちゃを娘の顔に向かって投げたので、私から少しきつめに注意しました。
そうしたら、鬼の形相で義姉がやってきて『〇〇ちゃんの心が傷付いた! 謝って!!』と謝罪を求めてきたのです。
いやいや、本当に傷を負ったのは私の娘なんですけど…。
絆創膏を貼った程度のケガとは言え、危ないことは注意しないとダメですよね? 
義姉といると正しい子育てって何なのか、分からなくなってしまいます」

そもそも「叱らない子育て」とは、親が感情的に怒らない・子どもに落ち着いて対応するということを推奨している方法です。

それを勝手な解釈で悪いことをしても注意もしないのは、親としての義務を放棄しているに等しいと言える行為でしょう。

エピソード2:自分の子どもに目を向けていますか?

「幼稚園で同じクラスのAちゃんママは、叱らない子育て実践者。
初めての保護者懇談では『Aはナイーブで傷つきやすいので、叱らず育てています』と公言していたほどでした。
でも、Aちゃんのクラスの様子はまるで違いました。
男の子と取っ組み合いのケンカをして泣かせたり、女の子の中では常に1番でいたいようで『ダメ!!』を連発しています。
そのため、仲良しのお友だちができず、孤立していました。
ある日、Aちゃんに腕を噛まれた子のママが、Aちゃんママにそのことを伝えましたが『分かりました。Aには言って聞かせておきます』と、涼しい顔で答えていて、どこか他人事のような対応でした。
叱らない子育てを否定する気はありませんが、勘違いしているなって言う気がして仕方ありません。」

我が子を過大評価というのでしょうか、『傷付きやすい子だから』『繊細だから』と、叱らない子育てを実践している保護者がいます。

それ自体は悪いことではありませんが、他人の子にまで影響していることを見過ごしてしまうのは違うのではないでしょうか。

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最終更新:8/17(土) 13:45
LIMO

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