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8050問題は、10年後には9060問題に!?引きこもりが続き子育てが終わらない老後

8/17(土) 21:45配信

LIMO

今年の3月に内閣府によれば全国で40歳から64歳までのひきこもりが推定61万もいると発表していました。平成31年3月に発表した内閣府の「生活状況に関する調査」によれば、広義に意味での「ひきこもり」は以下の様に成るようです。

(1)趣味の用事のときだけ外出する人は推定24万8000人。
(2)近所のコンビニなどに出かける人は推定27万4000人。
(3)自室からは出るが家からは出ないと、自室からもほとんど出ないを合わせた人の推計は9万1000人。
これらを合わせると61万3000人になるそうです。

80代高齢者の親と引きこもり状態の50代無職が同居する8050問題

調査結果によれば引きこもりを始めてから7年以上になるという人が約半数もいるそうなので、かなりの長期化と言えますし、その間の生活は父母が支えている割合が34.1%だそうですから、親の負担は物心両面において相当な苦労だということが推定されます。

そこで問題視されている8050問題ですが、10年後には9060問題となってきますし、親世代が死亡すれば確実に生活保護受給者となることは想像されるわけですから、これを支える社会保障費は若い世代ということになれば、このしわ寄せは今後の社会問題となることは必須です。

少し古い話になりますが、2016年には新潟県三条市で70代の母親が自殺するという事件がありました。これは、引きこもりの50代息子を殺害後に母親が自殺するという事件でした。部屋には遺書があり「夫の元へ息子と共に行く」と書かれていたそうです。

2017年12月には北海道札幌市で82歳の母親が寒さと飢えで死亡というのがあります。その後、長年無職でひきこもり状態だとされる52歳の娘さんも死亡するという事件が起きています。

では引きこもりになったきっかけを調べてみますと、多いのは、「職場になじめなかった」「病気」「就職活動がうまくいかなかった」「不登校(小学校・中学校・高校)」「人間関係がうまくいかなかった」「大学になじめかった」「受験に失敗した」などがあるようです。

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最終更新:8/17(土) 23:50
LIMO

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