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アプリで子ども食堂事業 みやき町が企業と協定、寄付金募る

8/17(土) 12:21配信

佐賀新聞

 三養基郡みやき町は、寄付を募るスマートフォン向けアプリケーションを活用し、高校生以下の町内の子どもたちに、特定の飲食店で食事を無料で提供する事業に取り組む。「みやき町子ども食堂プロジェクト」と銘打ち、10月の利用開始を目指す。アプリの開発を手掛ける企業や、寄付集めに協力する公益財団法人と16日、協定を締結した。

 町が協定を結んだのはスマホアプリ「ごちめし」を開発している「Gigi(ジジ)」(本社・福岡市、今井了介社長)と、公益財団法人の佐賀未来創造基金(山田健一郎代表理事)。

 「ごちめし」はアプリを通して人にごちそうができるサービスで、善意や感謝の気持ちを食事という形で提供できる。北海道帯広市の食堂が始めた仕組みで、趣旨に共感した今井社長がアプリの開発を決めた。

 食事を提供したい人がアプリを通じて入金すると、提供を受ける側は登録された飲食店で無料で食事できるシステム。飲食店は初期費用や手数料の負担がなく利用可能という。福岡市で試験運用をしており、10月から本格的に稼働する。

 みやき町はこのアプリを活用し、社会貢献などを目的に食事を提供したい人から寄付を集め、町内の高校生以下の子どもたちが登録飲食店で食事ができるようにする仕組みづくりを目指す。飲食店に登録を呼び掛けており、子どもたちの利用方法を詰めていく。

 佐賀未来創造基金は、寄付集めなどに協力し、取り組みを県内の別の市町に広げる役割を担う。

 町コミュニティセンター「こすもす館」での調印式で末安伸之町長は「この取り組みを通じて、善意を届けることができる」と期待を寄せた。今井社長は「幸せな気持ちが生まれるプロジェクトになれば」と意欲を見せた。

最終更新:8/17(土) 12:21
佐賀新聞

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