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中高校生の悩み、LINEで相談を 熊本市教委、新学期前後や日曜に開設

8/18(日) 11:07配信

熊本日日新聞

 熊本市教委は、子どもの自殺が急増する夏休み明け前後を中心に、中高校生を対象とした無料通信アプリLINE(ライン)による相談「ほっとLINE」を開設する。年齢の近い大学生がトークの相手を務める。

 昨年も開設したが、今年は期間を拡充。市内の中学校の始業式がある26日をはさむ19日~9月1日に加え、9月以降も来年1月までの毎週日曜に開設。さらに、3学期の始業式前後の1月6~8日にも実施する。いずれも受付時間は午後5時~同9時。

 市教委によると昨年は2週間で254件の相談があり、主な内容は「生徒間交友」44件、「学業・進路」23件、「恋愛」「自分の性格や体」各20件、「いじめ」18件などだった。利用者から「電話だと誰かに聞かれる心配がある」「話すのが難しくても文字なら相談できる」などの意見や、期間延長を求める声もあり、拡充を決めたという。

 また昨年は心理カウンセラーが対応に当たったが、より相談しやすいよう、今年は研修を受けた大学生を主力にした。利用者の希望やトークの内容が深刻な場合は、カウンセラーも対応する。登録方法などは、各学校を通じて、対象の生徒に周知してある。

 県公立学校対象の昨年度調査では、中高校生の9割以上がスマートフォンやタブレットなど自由に使える携帯端末を持っており、中学生66・7%、高校生87・2%がLINEを「よく使う」と答えた。市教委は「身近なLINEで小さな悩みも聞き、少しでもストレスを減らしたい。学期中の日曜にも実施することで、また1週間頑張ろうという気持ちになってもらえればいい」と話している。(平井智子)

最終更新:8/18(日) 11:07
熊本日日新聞

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