ここから本文です

香港空港からデモ隊撤退~その先にあるもの

8/18(日) 11:40配信

ニッポン放送

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(8月16日放送)に外交評論家・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦が出演。香港国際空港でロビーを占領していたデモ隊が撤退したニュースについて解説した。

香港国際空港からデモ隊が撤退し、空の便が回復

香港国際空港が政府に対する市民の抗議活動によって混乱していた件で、空港ロビーを占拠したデモ隊が15日朝までに空港から撤退した。空の便は回復したが、航空当局などによると占拠の結果、12日以降の発着便の欠航が1000便を超え、影響した人数も10万人を超す見通しだということだ。

飯田)地元の裁判所が14日、空港内でのデモを禁じる命令を出したということで、空港側が施設のなかへの立ち入り管理を強化したということもあったようです。

宮家)学生たち、もしくはいろいろなグループの人がいると思うのですけれど、彼らはやり過ぎた部分があった。お詫びを言っている人たちもいましたよね。しかし、抗議デモ自体はこれからも続くのですよ。なぜなら香港は一国二制度で、自由と民主主義が維持されるという前提でやって来たのですから。そこでああいう(犯罪人を中国本土に引き渡すという)法律を作ろうとすれば、反発するのは当たり前です。それは当然だと思うのですが、残念ながらデモ隊の方にも統一されたリーダーシップがあるわけではない。もっとも、強力なリーダーがいたらとっくに捕まっていると思いますけれどね。デモ隊にも限界があるということで、この辺が潮時でしょう。おそらく反対派の人々は次の手段を考えるのでしょうね。

これに対し、中国本土の方、もしくは中華人民共和国ですけれども、たしかに深圳に武警の部隊を集めて訓練をやって、それをきちんとメディアに見せているわけです。見せているということは、本当は実力行使はやりたくないということですよ。「やるぞ、やるぞ」と言っているけれど、本当にやるのだったら黙ってやるでしょう。

飯田)奇襲をかけた方が効果は高い。

1/2ページ

最終更新:8/27(火) 17:06
ニッポン放送

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事