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111歳の津波蒲戸さん死去 沖縄県男性の最高齢 激戦生き延び戦後は米軍基地に勤務

8/18(日) 10:04配信

琉球新報

 【読谷】沖縄県内男性で最高齢の津波蒲戸(つは・かまど)さんが15日午前4時すぎ、老衰のため入居する村座喜味の地域密着型介護福祉施設「紅華の森」で死去した。111歳。読谷村長浜出身。17日、村内の自宅で家族葬が執り行われた。


 津波さんは1908(明治41)年生まれ。四女の知花ヨシ子さんによると目の前に爆弾が落ちたという激戦を生き延び、戦後は米軍嘉手納基地で車の塗装工などをして60年以上働き、6人の子どもを育て上げた。

 2年前に同施設へ入居。白内障で視力をほぼ失い、耳も遠かったが職員の支えを借り自力で歩いていた。サーターアンダギーが大好物で、他の入所者とのおしゃべりも日課だったという。

 2018年9月1日時点の県内の長寿者上位10人のうち、津波さんは唯一の男性だった。今年6月には、家族や石嶺伝実村長らと誕生日会を祝った。

 7月中旬から体調を崩し食欲がなく、点滴を打つなどしていたが、亡くなる前日まで話し掛けると時折笑顔を見せていたという。施設で2年間、津波さんに寄り添った担当者は「みんなのムードメーカーで太陽のような人だった。ありがとうという気持ちでいっぱい」だと語った。

琉球新報社

最終更新:8/18(日) 13:04
琉球新報

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