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家電量販店の閉店セールで激安になるPC周辺機器が“要注意”なワケ

8/18(日) 7:35配信

ITmedia PC USER

 量販店の閉店セールでは、これまで通常価格で販売されていた製品が、2割引、3割引といった価格で処分されることが多い。時には半額以下に割り引かれることもあり、価格の高さ故に手が出なかった商品をゲットできる、絶好のチャンスとなる。

 もっとも家電量販店に限っては、こうした閉店セールに伴う値引きは、あまり行われないのが常だ。それはどういう理由によるものだろうか。

値引きでの処分セールが行われるまでのプロセス

 そもそも閉店セールを行うのは、業界を問わず、店頭の在庫を減らすのが目的だ。完全に店を閉めてしまうのではなく、小規模な改装に伴う一時閉店であっても、バックヤードに片付けられる商品の量には限界がある。それ故に多少利益を削ってでも、売って在庫の数を減らすという手段が用いられるわけだ。

 にもかかわらず家電量販店であまり値引きが行われない第一の理由は、ほぼ全ての店舗が配送センターを備えており、在庫の引き上げが容易なためだ。また、チェーン店であることから、近隣店舗への在庫移動も(移動先の店舗では歓迎されないが)可能だ。こうした手段が使える以上、利益を削ってまで在庫を減らす必要はない。

 また売って在庫を減らすのではなく、メーカーに返品して在庫を減らすという手段もよく用いられる。これが生鮮食料品だと、温度管理の関係で店舗から別の場所へと移動させること自体が難しく、売場からの引き上げは廃棄と同義だが、PCやスマホの周辺機器やアクセサリーはそうではないため、店員の意識も低く、メーカー返品はかなりカジュアルに行われる。

 もちろんメーカー側からすると、返品をいきなり送り付けられることほどはた迷惑なことはない。単純に売り上げがマイナスになるのはもちろん、いったん店頭に陳列されてパッケージが汚れた商品を新品として再出荷するのは難しく、コストをかけて再生作業をしなくてはいけないからだ。

 これらの折衷案として行われるのが、メーカーがある程度の価格補填(ほてん)を入れた上で、店頭で値引き処分されるという流れだ。ここでようやく、値引きでの処分セールという選択肢が出てくるわけである。多くの場合「やむを得ない選択」であることは、理解しておく必要がある。

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最終更新:8/18(日) 7:35
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