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中国のストリートフード「ビング」がアメリカに登場 具材はアメリカナイズ

8/18(日) 12:01配信

日本食糧新聞

中国北部のストリートフード、煎餅果子(ジェンビングオズ)は、生地を薄く延ばしてから卵を割り入れて広げ、具材をのせて、クルクルと巻いて食べる中国風クレープ。レストランでは食べられないストリートフードだ。

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寿司やラーメンのように浸透する?

実は、中国人の買い物パワーはアメリカでも知られている。ブランドものの店に入ると、必ず中国語が聞こえる。ニューヨークの不動産も中国人が盛んに買っているという。アメリカにいる中国人留学生の数は10万人。今年度の中国人観光客は330万人を見込んでいる。

なのに、中国で親しまれているストリートフードが普及していないのは、なぜなのだろう。「ミスター・ビング」は、中国に留学したアメリカ人が、かの地で慣れ親しんだストリートフードをアメリカにも広めようと始めた店だ。

アメリカ人になじめるよう「ビング」と名付け、ネギやトラディショナルなものだけでなく、具をたっぷり入れたアメリカ版をメニューに加えている。なにしろアメリカ人は、中身がたっぷり入っていないと物足りない。

ビングはこの点、いろいろな具材を入れることができる多様性、順応性がある。しかも、アメリカ人の好きなフィンガーフードでもある。口にさえ合えば、アメリカで普及する可能性は高い。

同店のビングのメニューは、卵、ネギ、パリパリのクリスピー・ワンタン、海鮮醤などを巻いたトラディショナルなもののほか、キムチ入り、ホウレンソウと豆腐入り、ベーコン、卵、チーズ入り、北京ダック入り、プルゴキ入りなど、セイボリー(甘くない)ビングが7種と、ヌテラ(ヘーゼルナッツのスプレッド)、ピーナツバター&コンデンスミルクの甘いデザート・ビングが2種。

他に、ビングの具材をそのままご飯の上にのせる丼も提供。また、ダンプリング(ギョウザ)や包(パオ=中華まん)、人気のバブルティーも用意している。

バーガーの店なら、バーガー、ポテトフライ、飲み物のコンボが定番だが、同店のコンボは、ビング、サイド(キュウリのピリ辛、ホウレンソウのごまあえ、ヌードルのごまあえ、もしくはギョウザから1つ選ぶ)、ドリンクがセット。バーガーのコンボよりずっとヘルシー。

創始者のゴールドバーグさんは、ビングをラーメンのようにアメリカ中に普及させたいと言う。中国人観光客でにぎわう日本でも、中国のストリートフードが普及する可能性はあるだろうか。

◆代表メニュー
・トラディショナル・ベジタリアン・ビング(8$)
・プルゴキ・ビーフ・ビング(10$)韓国料理のプルゴキを具にしたビング
・北京ダック・ビング(10$)

●店舗情報
ミスター・ビング(Mr. Bing)
所在地=8 West 46th Street NY

日本食糧新聞社

最終更新:8/18(日) 12:01
日本食糧新聞

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