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自由な供養の形 遺骨を「ゆうパック」で郵送 寺にもメリット

8/18(日) 9:00配信

中京テレビNEWS

 今、自由な供養の形が注目されています。「遺骨」を郵送する「送骨」サービスは、利用者も急増していて、供養する寺にもメリットがあるそうです。そのワケとは?

 名古屋市瑞穂区にある「安楽寺」。こちらの寺で供養されている遺骨。実は、ある意外な方法で遺族から寺に届けられていました。

「(遺骨を)送っていただいている“ゆうパック”の箱になります」(安楽寺 吉田昌史副住職)

 なんと遺骨は「ゆうパック」で送られてきていたんです。

「“ご送骨”という形でお骨をこちらで預かって納骨させていただく」(安楽寺 吉田昌史副住職)

 「送骨」。文字通り、火葬した後の遺骨を寺に郵送し、立ち会わずに供養してもらうこと。

 そして、納骨されるのは、共同のお墓。つまり、お墓を持っていなくても寺側が代理で供養・納骨してくれます。

「5年ほど前に送骨を始めました。年に30件ほど納骨させていただいています」(安楽寺 吉田昌史副住職)

 年々、利用者が増え続けているという「送骨」。どうして広がりを見せているのでしょうか。

 実際、利用した人を訪ねました。愛知県小牧市に住む黒坂力也さん(36)。

 これまで2回、祖父母が亡くなった際に、それぞれ送骨のサービスを利用したといいます。

 黒坂さんの祖父は、若い時に北海道からこの地方に移り住んだためお墓がなく、新しく建てるか迷ったそうですが…

「(お墓を建てるのは)高いもんで、なおかつ後から自分らが(お墓の)掃除をやっていけるかといわれると、やっていける自信がないので。朽ち果てるぐらいだったら、ああいうところ(寺)で管理してもらった方がいい」(「送骨」を利用した黒坂さん)

 そこでインターネットで送骨を仲介する業者を見つけ、依頼。後日、仲介業者から自宅に梱包キットが到着。

 骨壺と「埋葬許可証」など必要な書類と一緒に段ボール箱に詰め、名古屋市内の寺に郵送したといいます。

「僕は運送業なので(仕事が)何時に終わるのか毎日分からないので、自分で(遺骨を)持って行かなくてもいいというのがメリットだと思うので、僕らにとっては。安くて、なおかつ自分のメリットがあった」(「送骨」を利用した黒坂さん)

 黒坂さんの場合、かかった費用は送料込みで35000円。

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最終更新:8/18(日) 9:00
中京テレビNEWS

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