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変貌する調布駅周辺 「鉄道の地下化」が生んだ3つの施設と、超有名建築家が手掛ける駅前広場の未来とは

8/18(日) 11:30配信

アーバン ライフ メトロ

まちを南北に分断していた調布駅

 新宿から京王線で20分弱ほど特急に揺られると調布駅につきます。多摩地区にある人口約23万人の調布市の中心です。近年この「調布駅周辺」が大きく様変わりしつつあります。

【トリエ京王調布 詳細】A~C館の位置、フロア構成、建物の外観を見る

 調布駅周辺は元々、地上に京王京王線(以下、京王線)と京王相模原線(同、相模原線)が走り、駅で平面交差しながら合流していました。利便性重視のために京王線の府中方面からの列車と、相模原線の多摩センター方面からの列車が同時にやってくることもあり、その様子は鉄道ファンをはじめ多くの人に親しまれてきました。

 こうして2路線が合流する重要な駅であったものの、ホームは狭く、まちを南北に分断していました。

 そこで2003(平成15)年度から2014年度にかけて行われたのが、「調布駅付近連続立体交差事業」です。事業では1150億円を投じ、調布駅を含む京王線の2.8kmの区間と相模原線の0.9kmの区間を地下化しました。そして調布、布田、国領の3駅を地下化するとともに18か所の踏切を解消しました。

 調布駅が地下化されたのは2012年のこと。ホームは上り方面と下り方面のフロアがそれぞれ異なる2層構造となり、ホームはかなり広くなりました。そして、駅の上に広々とした地上空間が現れました。

 この地上空間を有効活用するために京王電鉄が新しい商業施設「トリエ京王調布」を開発、2017年9月にオープンしました。施設のデザインコンセプトは「“街を結ぶ”、”人を結ぶ”、“緑を結ぶ”」とし、街のランドマークとなれるような施設づくりを目指しました。この背景には人口減少時代を迎えるにあたって、「選ばれる沿線」そして「選ばれるまち」となるために沿線価値を高めたいという思いがあります。

20~30代女性向けのブランドが多く入居

 トリエ京王調布は、鉄道用地を地下化してできた土地にA館・B館・C館の商業施設から成っています。A館はいわゆる「駅ビル」らしい商業施設で、1階は食品フロアとなっており、「成城石井」を中心に「神戸屋」「アトリエうかい」といった少し価格帯が高めの店舗が入居しています。

 エスカレーターを上がると2階と3階はファッションのフロアで、20~30代女性向けのファッションブランドが多く入居しています。外観は幅が狭い建物のように感じますが、中は広く感じます。これにはこだわりがあり、一部の棚の高さに制限を設けて広く見せる工夫をしているそうです。

 4階はライフスタイルのフロアとなっており、より多様な年齢層へのアプローチを志向しています。キッズスペースも設けられ、子ども連れの親御さんも訪れやすくしています。最上階はレストラン街となっていて、1階と併せて食に関してはかなりこだわっている印象も受けます。

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最終更新:8/18(日) 11:30
アーバン ライフ メトロ

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