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【高校野球】完投勝利「自信になった」 履正社エース・清水君 2回以降、尻上がりに調子上げ/兵庫・丹波市出身

8/18(日) 20:08配信

丹波新聞

 甲子園球場で18日に行われた「全国高校野球選手権大会」4回戦(準々決勝)で、兵庫県丹波市立氷上中学校出身の清水大成投手(3年)が所属する履正社(大阪)が、関東第一(東東京)を7ー3で下し、初の準決勝に駒を進めた。エースの清水君は初回に手痛い3点本塁打を浴びたものの、2回以降は無失点。9回124球を投げ切り8奪三振、6安打3失点にまとめ、4強入りに貢献した。20日の準決勝第1試合で、地元兵庫の明石商業と対戦する。

日本一へ「もう一段気合入れる」 履正社エース・清水君 6回2失点に抑える

 4戦連続で先発したエース左腕は、初回1死1、2塁からに甘く入ったカットボールを関東第一の4番・平泉遼馬君(3年)にレフトポール際に運ばれ、3点を先制された。

 カットボールは決め球。初戦からキレが戻らず苦しんでいたが、「ホームランを打たれた後、感覚が戻った」(清水君)。この後、平泉君から3三振を奪ったうちの2つをカットボールで仕留めた。

 2回以降は最速140キロの直球とカットボールで空振り三振を奪うなど、尻上がりに調子を上げ、連打を許さなかった。

 チームは、5回裏に西川黎外野手(3年)の犠牲フライで逆転。前日5打点の4番・井上広大外野手(同)がこの日も4打点を挙げるなど、連日の猛打で清水君を助けた。

 清水君は、「先制点を許し、相手に流れがいってもおかしくなかった。きょうも打線に助けられた」と反省。準々決勝での完投は「自信になった」と胸を張り、「連投の疲れはあるが、最後は気持ちで投げる。目標の日本一まで一戦一戦全力を尽くす」と大粒の汗をぬぐった。

 履正社の岡田龍生監督は、清水君のピッチングについて、「スリーランを打たれた場面は、気を付けないといけないバッターとわかっていたのに安易なボールを投げていたので、ベンチで怒った。技術的な問題というよりは、安易さが問題だった」としつつも、以降は、「思っていた以上に状態が良く、スライダーもいい角度で曲がっていた。本人が修正できていた」と評価した。

 次戦の準決勝は、同じ関西勢の明石商業(兵庫)。岡田監督は、「狭間先生はいろんな作戦を駆使してこられる。うちは打つしかない。選手たちに思い切った試合をさせたい」と気合を入れていた。

 敗れた関東第一の米澤貴光監督は、「(清水君の)スライダーが浮いてこなかった。低めを捨てる指示を試合途中に出したが遅かった」と話していた。

最終更新:8/18(日) 20:11
丹波新聞

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