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SPOTLIGHT Vol.2 “大人”がもっとも読みたくなる“キッズファッション”メディアができるまで

8/18(日) 16:00配信

magacol

明日香さん
すごくシンプルな理由なんですけど、キッズファッションを発信できるフィールドがなかったんです。もともとPRなので、常に情報を発信したいと思いつつ、方向性が微妙に違ったり、WEBが弱かったり、これ! という媒体が本当になくて。じゃあ自分でやるしかないか、と。

スマホでも読みやすいTIAMのビジュアル。リリースを記念してSKINとコラボしたTシャツはウェブさんも絶賛。


ウェブさん
周囲の反応はどうでしたか?


明日香さん
だいたい反対されましたね(苦笑)。仕事繋がりの友人には「必然性は理解できるけど、どこで収益を得るの?」って心配されました。PRとしてお世話になっているキッズのファッション誌にも、メディア立ち上げのご挨拶にお伺いしたんですが「業界全体が活性化するのはとても良いことだから歓迎だよ」と競合にもなり得るのに快く迎えてくださって。でも「とはいえメディア運営は本当に大変だから、まずはインスタでいいんじゃない?」なんて、アドバイスもいただいたりして……。それでも、なぜかやめようとは思わなかったんですよね。


ウェブさん
自分が心からいいと思えるものは、絶対ビジネスに乗せるべき! 本当にそこで折れずに、立ち上げてよかったですね。『TIAM(ティアム)』って音の響きがすごくいいなと思ってたんだけど、由来は何ですか?


明日香さん
名前のヒントを探しに出かけた本屋さんに『翻訳できない世界のことば』という本があって。その中にあった“TIAM”はペルシャ語で「初めてに出会ったときの目の輝き」という意味だったんです。ああ、これはぴったりだなって。初めてのニュースにふれて、子どもたちがわぁ! ってなるようなことを積み重ねていきたいなとはっきり思えたんです。

教育は“共育”でもある母も子も一緒に育っていくものーウェブさん

ウェブさん
『TIAM』は昨秋にリリースしたんですよね。去年は明日香さんにとってどんな一年でした?


明日香さん
本当に言葉通り、怒涛の一年でした。当初、『TIAM』は個人でやろうと思っていたのですが、メディア運営が個人ってイメージ的に脆弱だし、やっぱり法人化したほうがいいなと思い直し、昨年の8月に会社を作って、10月には『TIAM』のローンチ。目がまわるような日々でした。


ウェブさん
そんな明日香さんをご家族はどんなふうに見つめていらしたのでしょう。


明日香さん
娘は「最近、ママってなんのお仕事してるの?」と興味津々。息子は場所も時間もフレキシブルに働く私を見て「うちって変わってるよね、超自由じゃん」と(笑)。実は私、2年前に離婚したんですけど、この一年は家族の空気もすごく大きく変化した気がします。会社設立、メディア立ち上げ、そこに息子の中学受験も加わって。


ウェブさん
盛りだくさんな一年! どんなふうに変化が?


明日香さん
受験が一番効いたというか。息子に必死で寄り添って、一緒に悩んで苦しみぬいた中で生まれた新しい信頼関係は大きかった。すんなり離婚を受け入れた娘とは違い、息子はずっと「ママが離婚を選ばなければ、パパと一緒にいられたのに」と、周囲の友達にも離婚の事実を隠していました。本当に申し訳なくて苦しかった。ところが中学に入ったこの春、仕事と学校のPTA活動の両立に悩んでいた私に、息子が「シングルマザーなので無理です、って言いなよ。周囲のお母さんに助けてもらおうよ」って急に言ってきたんです。もう驚いたのと胸がいっぱいで言葉にならなかった。なんだか私たち家族の間の空気が変わった瞬間でした。

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最終更新:8/18(日) 16:00
magacol

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