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[大弦小弦]夏休みに夜空見上げよう

8/18(日) 8:55配信

沖縄タイムス

 那覇市の牧志駅前ほしぞら公民館。人気のプラネタリウムに夏休みの子どもたちが足を運ぶ。今夏、沖縄では木星が輝きを増し、望遠鏡でしま模様も見える。輪がある土星や天の川も明るく見えるという

▼1969年に初の有人月面着陸に成功した米国のアポロ11号。月に降り立ったアームストロング船長は「小さな一歩だが人類にとって偉大な飛躍だ」と語った。それから半世紀後の今年、大きな成果が続いている

▼日本などの国際チームは、超巨大ブラックホールの輪郭の撮影に史上初めて成功した。地球から約5500万光年離れたM87銀河にある、光さえ逃れられない「黒い穴」の姿が全世界を驚かせた

▼宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ2」は、地球から2億5千万キロ離れた小惑星に着陸。表面と地下の岩石のかけらなどを採取した。46億年前に誕生した太陽系の起源の解明に役立つと期待される

▼地球がある銀河系には太陽のような恒星が約2千億個あり、宇宙には銀河が1兆個以上あるとも考えられている。国立天文台の本間希樹教授は、近い将来「真面目に宇宙人を探す時代が来る」と語る

▼かつての空想の世界が、徐々にではあるが現実になりつつある。夏休みも後半。海や山だけでなく、夜空を見上げて、はるかな宇宙に思いをはせてみるのはいかがだろう。(内間健)

最終更新:8/18(日) 8:55
沖縄タイムス

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