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エントリーシートがお金になる。就活サイトの経済圏

8/19(月) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

学生が企業に送ったエントリーシート(ES)に金銭的価値が生まれている。

エントリーシートには、志望動機を書かせる単純なものから、「3000万円あったらなにをしますか」や「最高に面白いエピソードは?」など、学生の回答にユニークさを求めるものもあり、人気企業を通過したエントリーシートを見たい学生も多い。

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就活サイトでは最高報酬、1枚あたり3000円

就職活動を終えた都内の私立大学4年のカナさん(21、仮名)は今年の6月頃から就活情報サイトである「就活会議」や「ユニスタイル」にESを売ることにハマったと言う。カナさんは、サイトのキャンペーンからESが売れることを知り、友人もやっていたことから始めた。

就活情報サイトは、企業や内定先を通過したESを定期的に募集している。 サイトにより、そのESの換金方法や値段のつけ方は異なる。

各企業の新卒採用・ インターンの口コミを閲覧できる就活生限定のサービスを提供している「就活会議」はESを一律500円で受け付けており、一つの会社につき先着5枚までとなっている。選考やインターンシップの体験記を追記すると、最大で3000円の値段がつくものもある。本サイトによると、選考体験記を20件以上提出し5万円の謝礼金を受け取った人もいると言う。

カナさんは5社分のESを、募集していた各就活サイトに提出。合計15000円を手にした。内定先のESや面接の雰囲気なども追記した情報には、実際に、「就活会議」の最高報酬額である3000円の価値がついた。企業の面接の進み具合によってもらえる額は異なる。

「お小遣い感覚で割りがいいです。サイトに記入する時間の約20分でお金がもらえるし」

このように作成したESをお小遣い感覚で企業に提出する学生は多い。 ワンシーズンで総額10万円を稼ぐ学生もでており、学生の間でじわじわとひろまっている。

Twitterにはこんな声も。

「Unistyle(編集部注:ユニスタイル)ようやく今日7950円きた。 これでES・体験記関連では総額15000円くらい稼いだ。」

「選考体験記の投稿で10万稼いだ。アマゾンギフト券がもうすぐ使い果たしちゃいそう。」

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最終更新:8/19(月) 20:00
BUSINESS INSIDER JAPAN

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