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『ミステリー案内』続編のクラウドファンディング成功! 夢の“47都道府県”版への第一歩となるか!?

8/19(月) 10:02配信

ファミ通.com

文・取材:ブラボー!秋山

『ミステリー案内』続編のクラウドファンディング成功!

 フライハイワークスより発売された『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』。同作は、キャラクターデザインに週刊ファミ通クロスレビューのイラストでもおなじみの荒井清和氏を起用し、ファミコン風のレトログラフィックや、コマンド選択式の古きよきアドベンチャーゲームのスタイルが話題になり、スマッシュヒットを記録。そして6月には、“シリーズ第2弾”の制作に向けてのクラウドファンディングを実施し、見事目標額をクリアーした。いよいよ正式に2作目の開発に取り掛かることとなった同シリーズだが、クラウドファンディングを実施した理由や気になる第2作について、開発元のハッピーミール・関純治氏にその真意を聞いた。
『伊勢志摩ミステリー案内偽りの黒真珠』とは?
 ファミコンの名作『ポートピア連続殺人事件』などと同じく、コマンド選択式の推理アドベンチャーゲーム。2019年1月24日に配信されたNintendo Switch版に続き、6月にはプレイステーション4版、7月にSteam版が立て続けに配信された。



クラウドファンディングの成功が次回作開発スタートの試金石


 後述の通り、6月7日から7月29日にかけて実施されたクラウドファンディング“荒井先生キャラデザのファミコン風ADVゲーム「偽りの黒真珠」第2弾をつくりたい!”は、スタート時の目標額300万円を大きくクリアー。最終的には576万円超えの資金調達に成功した。関氏は、「当初から1本だけで終わらせたくないという思いがあり、タイトルも『○○ミステリー案内』と、次回作が続けられるようにつけました。目標は、47都道府県別にタイトルを出し続けることです」と語る。『偽りの黒真珠』が任天堂のダウンロードランキングでも上位に入り、外部からは大成功を収めているように見えるが、「1000円という低価格だから売れた側面も大きく、“儲かっているのにクラウドファンディングをやるの?”と感じた人には、ビジネスとしてはかなりきびしい現状をわかってほしい」と関氏。1作目には十分すぎるほどの手応えを感じてはいたものの、今回のクラウドファンディングは本当の人気や評価を計るためにもやってよかったそうだ。「予想を超える反響に感謝。これで会社を運営するためにほかの大きな仕事を並行せず、開発に集中できる時間が確保できました」と苦笑する。

 クラウドファンディングを実施する前から、次回作のアイデアを温めていたという関氏だが、同時進行で舞台となるロケ地(※東北地方のある県)を取材し、荒井清和氏へはすでに新規キャラクターのデザインを発注している。次回作の舞台について関氏は、「まだ場所を発表することはできませんが、やはりミステリーと言えば、ラストシーンは海の近くの崖ですよね(笑)。どこだろう……と考えることからすでにゲームは始まっています」と語る。旅行好きだという関氏だが、「やはり、実際に現地に行ってみないとシナリオに合うかどうかはわからない」とのこと。内容については、「いい意味で何も変えないつもりです。2時間のサスペンスドラマ風の作りがベースにあり、王道の作りやお約束も入れています。それから、今回の舞台となる土地ならではの“新コマンド”を搭載する予定です」とヒントをくれた。一話完結の作品となるので、登場キャラクターも一新されるが、『偽りの黒真珠』に続き、プレイヤーの後輩刑事“ケン”は登場するとのこと。ただ、“ケン”の存在について、シナリオ担当の臣ヤスユキ氏とは見解が異なるのだそうだ。時間を追って順に登場させたい関氏に対し、臣氏は年齢はあいまいにしたいという。シナリオの整合性を取るためという臣氏の主張は「もっとも」としながらも関氏は、「ケンの成長も描きたい。先のシリーズで彼の後輩刑事が出てきたり、年を取って老刑事になっているのもおもしろいと思うんです」。

 最後に関氏は、「つぎにファミ通に載るときには、さすがにタイトルや舞台を発表できるはず(笑)。おもしろくなる手応えがあるので早く作りたいのですが、過度な期待をせずに待っていてください」と締めくくってくれた。

『ミステリー案内』第2弾を作りたい!”クラウドファンディング成功!
総支援金額:576万2000円
パトロン数:433人
<ストレッチゴール>Nintendo Switch、PS4向けDL版制作決定/続編のLINEスタンプ/荒井清和氏による短編マンガ/パッケージ版(Nintendo Switch)制作

最終更新:8/19(月) 10:02
ファミ通.com

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