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ザ・ノース・フェイス、体験を重視した新たなコンセプトの店をNYにオープン! 行ってみた

8/19(月) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

アウトドア用品「ザ・ノース・フェイス(The North Face)」は8月9日(現地時間)、「探検のベースキャンプ」をテーマとした広さ8000平方フィート(約740平方メートル)の新たな店舗をマンハッタンのショッピング街の中心にオープンした。

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D2C(direct-to-consumer)部門のバイス・プレジデント、マーク・パーカー(Mark Parker)氏は、「シームレスな顧客体験を提供するだけでなく、体験をインスパイアし、それを可能にすることが店の目的です。わたしたちは1966年にそこから生まれたのですから」と語っている。「これがわたしたちの伝統です。わたしたちは山で生まれ、街に受け入れられたのです」という。

ニューヨークの店舗は、今後、世界各地の店舗で行われる一連のリノベーション計画の第1号だ。2024年までに全ての店舗で実施する。

パーカー氏の案内で、Business Insiderはオープン前の店内を見て回った。

マンハッタンのソーホー地区にあるザ・ノース・フェイス。新たな戦略に基づく店舗、第1号だ。



店に入るとすぐに、ブランドのキャッチフレーズ「Never stop exploring」の前に配置された、ライトアップされたノース・フェイスのクラシックなアイテムが目に入ってくる。



店の中に漂うさわやかな香りにも気付いた。パーカー氏いわく、これはザ・ノース・フェイスのために特別に開発された香りで、「ヨセミテの香り」をイメージしたものだ。

1階はメンズウェア、ユニセックスのアパレル、バックパックの売り場で、地下はウィメンズウェア、フットウェア、装備品の売り場だ。



新しい店は、この初期のロゴ・デザインのレプリカなど、ノース・フェイスの歴史にスポットライトを当てている。

パーカー氏は「わたしたちは、自らの伝統にフォーカスしました。店はベースキャンプであり、記録を保管する場所でもあるのです」と言い、「わたしたちのこれまでの店で感じたであろう、普通の小売店の体験とは大きく違います」と語った。

店内には、ノース・フェイスの創業者やアスリートたちが愛したアイテムが飾られている。ロッククライマーのコンラッド・アンカー(Conrad Anker)が使用したオリジナル・ダッフルバッグや……



ロッククライマーのエミリー・ハリントン(Emily Harrington)が使用した寝袋もある。



イニシアチブ「Walls Are Meant For Climbing(壁は登るためにある)」の一環として、ノース・フェイスでは毎年、小規模なコレクションを発表している。



店内には、デナリフリースといった定番アイテムが置かれている一方、買い物客が手荷物をかけて、気軽に服を試すことのできる鏡付きのブースといった新たな要素もある。



1階には、バックパックやダッフルバッグなど、さまざまなサイズ、色のバッグが並ぶ。

パタゴニアといった、環境問題に熱心な競合他社に並ぶべく、ノース・フェイスは持続可能性を高める取り組みに力を入れている。



この「If there is no wilderness, we aren't going to have a business(手付かずの自然がなければ、ビジネスもない)」と書かれたサインも、持続可能性を意識させるものだ。



サインの下に用意された座席は、リサイクルされたダッフルバッグから作られている。

店内のさまざまな場所に、リサイクル素材から作られたアイテムであることを示す表示があった。



このTシャツも、使い捨てのプラ製品から作られているという。

パタゴニア同様、新たな店舗には「Clothes The Loop」という服をリサイクルに回すための箱が用意されている。どこのブランドのアイテムでも、どんな状態でもOKだ。



ノース・フェイスはまた、機能性とスタイルの両方を求める都会派向けのアイテムなど、品揃えの幅を広げようとしている。



定番のスタイルを都会派向けにアップデートしたものもある。

1996 レトロ・ヌプシ・ジャケットもその1つだ。

店は、コミュニティー・ラーニングの促進にも力を入れている。1階の奥には「キャンプファイア」と呼ばれるスペースがあり、地元のアウトドア活動に関する情報にアクセスできる。



さまざまな本や地図を見ることもできる。



それぞれの店が、そのコミュニティーに合ったオススメを置くことになる。



9月からは、アウトドアのスペシャリスト集団「Mappy Hour」と提携し、このキャンプファイアで小規模な勉強会を開く計画だという。

携帯電話の充電ができるスポットも用意。

レジの近くには、オンラインで購入したアイテムを受け取るためのスペースがある。ノース・フェイスの「VIPeak」の会員なら、ここで商品を受け取り、試着することもできる。サイズや色の変更も可能だ。



下の階へ行ってみよう。



階段を下りていくと、壁にはノース・フェイスが契約するアスリートたちの写真がかけられている。



階段を下りて最初に目に入ってきたのは、ノース・フェイスのハイ・パフォーマンス・アパレル「サミット・シリーズ(Summit Series)」のコレクションだ。



このフロアには、キャンプやハイキング、クライミングなど、さまざまなアクティビティーのための装備が揃っている。

花柄など、ちょっと変わった寝袋もあった。



テントの張り方など、買い物客向けの個別指導も行っていくと、パーカー氏は語った。



こちらは靴の売り場。

ウィメンズウェアの売り場には、写真のようなユニークな柄を取り入れたものなど、定番アイテムをアップデートした商品も並んでいた。



ザ・ノース・フェイスの新たな店は、細かなところまでよく考えられた、気持ちの良い店だった。



[原文:We went shopping at The North Face's new interactive store, complete with the scents of Yosemite, and saw how it could be the future of the brand]

(翻訳、編集:山口佳美)

Bethany Biron

最終更新:8/19(月) 12:10
BUSINESS INSIDER JAPAN

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