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ベッテルの”使命”は変わらず? フェラーリ代表「今も共に王者を目指している」

8/19(月) 12:00配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、物議を醸したタイム加算ペナルティでカナダGPでの優勝を失い、今のF1は「もはや子どもの頃に恋していたスポーツではない」と、失望感を露わにした。

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 こうした状況から、ベッテルが早ければ来年にもF1から引退するのではないかという憶測も流れたが、本人はこれを否定した。しかし新たなチームメイト、シャルル・ルクレールからプレッシャーを受けていることや、2015年から在籍するフェラーリでタイトルを獲得できていないことからも、チームを離れる可能性はあるだろう。

 しかし、チーム代表であるマッティア・ビノットは、ベッテルがフェラーリでタイトルを獲得するという使命に、完全に集中しているとmotorsport.comに語った。

「彼の目的は変わっていないと思う。それはフェラーリと共にワールドチャンピオンになるということだ」

「言うまでもなく、その点ではシーズン序盤からフラストレーションが溜まっている。なぜなら、彼の最終的な目標を達成するのに、最適なポジションにいないからだ」

「しかし彼は、確固とした目標を持っている。自分が求めているものを正確に分かっているんだ。それが彼を後押ししていると思うし、彼は全く妥協していない。明らかにまだプッシュを続けているんだ」

 今季前半の12レースを終えてフェラーリは未勝利であり、ベッテルはポイントリーダーのルイス・ハミルトン(メルセデス)に94ポイント差をつけられている。

 過去2年、ベッテルはハミルトンとタイトル争いを展開したが、多くのミスやトラブルでそのチャンスを逃してきた。今季のベッテルは、バーレーンGPでハミルトンとのバトル中にスピン。カナダGPではトップ走行中にコースオフし、ペナルティを受けてハミルトンに次ぐ2位に終わった。イギリスGPでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に追突するミスを犯した。

 しかしビノットは、こうしたベッテルのミスについて、フェラーリが劣っているところを補おうとしたことが関係していると考えており、「より速いマシンがあれば、もっと物事が簡単になる」と付け加えた。

「彼は論理的思考の持ち主であり、問題やペースの欠如について考えている。彼がチームを助けていると私は考えている」

「結局のところ、何が間違っていて、何を改善する必要があるのか、事実を理解する必要があるんだ。その点で、彼は正しいアプローチを持っていると思う」

Additional reporting by Roberto Chinchero

Valentin Khorounzhiy

最終更新:8/19(月) 12:00
motorsport.com 日本版

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