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相場低迷でウマ味 三菱UFJの配当金は普通預金利息の5000倍!

8/19(月) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 今こそチャンス! 世界同時株安の様相となってきた株式市場でそんな声が高まっている。

「日経平均は2万円を一時的に割り込むかもしれません。ただ、今は夏枯れ相場といわれる8月だし、見方を変えれば仕込みにピッタリな時期です。狙い目は高配当銘柄でしょう」(市場関係者)

■100社近くある配当利回り5%超

 先週末(16日)の終値ベースで算出すると、5%を超す配当利回りは100社(東証1部)近くあった。市場では防衛関連として知られる新明和工業が7.2%、JTは6.8%、あおぞら銀行が6.3%といった具合だ。

「東証1部に上場する高配当の会社は成長性はあまりないかもしれませんが、配当金の減額に踏み切ることはほぼありません。だから株価下落の局面でも、高配当という好材料が株価を下支えしてくれます。安心感のある銘柄群という見方ができます」(株式評論家の杉村富生氏)

 出光興産(6.1%)や日産自動車(6.1%)、住友商事(5.9%)、三菱ガス(5.7%)、ソフトバンク(5.7%)、三菱ケミカルHD(5.6%)、青山商事(5.5%)、兼松(5.4%)、SUBARU(5.3%)、丸紅(5.3%)、双日(5.3%)、ヤマハ発動機(5.3%)……など優良企業のイメージが強い会社は数多い。

■100万円の投資で年5万円の配当金

 メガバンクを例にすると、高配当銘柄の〝実力〟がよく分かる。例えば三菱UFJフィナンシャルグループ(FG)だ。配当利回りは5.0%ある。

「手元に100万円ある場合で考えてみて下さい。三菱UFJ銀行の普通預金に預けると、金利は年0.001%なので、1年後に受け取る利息は10円です。税金を引かれると8円に過ぎません。では、100万円で三菱UFJFGの株式を買ったらどうでしょう。株価は約500円ですから、100万円だと2000株購入できます。今期(20年3月期)の配当金は1株あたり25円の予定です。年間の配当金は5万円。税金を引かれても4万円ほど残ります。8円と4万円、どちらが得か、明白でしょう」(杉村富生氏)

 1年後に受け取る配当金は、普通預金の利息の5000倍ということだ。

■三井住友の配当利回りは5.2%

 もっとも株価が下落すると「含み損」を抱えてしまうが、リーマン級の金融危機でも来ない限り、現在の水準を大きく下回るとは考えにくい。

「仮に下がっても数カ月後に元の水準に戻る可能性は高い」(市場関係者)

 三井住友FGの配当利回りは5.2%、みずほFGは4.9%だ。

 世界同時株安が叫ばれるいま、メガバンク株に手を出すのは危険かもしれない。でも、普通預金に預けるよりマシという気がしないことも……。

最終更新:8/19(月) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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