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トーマスが貫録の逃げ切り ポイントランク1位で最終戦へ

8/19(月) 21:03配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇米国男子◇BMW選手権 最終日(18日)◇メダイナCC(イリノイ州)◇7613yd(パー72)

今季最後のウッズの笑顔

3日目にコースレコード「61」をたたき出し、後続に6打差をつけてスタートしたジャスティン・トーマスが逃げ切りで今季初勝利を飾った。2018年「WGCブリヂストン招待」(現WGCフェデックスセントジュード招待)以来となるツアー通算10勝目。フェデックスカップポイントランキング1位で、30人が出場する次週の最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州・イーストレイクGC)に入ることになった。

前日54ホールを終えた段階で、勝負はほぼ決まったと思われても仕方がなかった。だからこそ、トーマスは最終18番で3mのバーディパットを沈めて渾身のガッツポーズを作った。「すごく緊張してきょうを迎えた」。風が強く吹いたこの日、ティショットでフェアウェイをとらえたのは5番(パー5)が初めてだった。序盤に足踏みすると、同じ最終組のパトリック・カントレー、3つ前の組の松山英樹が迫ってきた。

トーマスは「僕は誰よりも良いプレーをしてきたはずだ」と自分を鼓舞したという。「パトリックはバーディをたくさんとっていたけれど、まだホールがたくさん残っていたから、これが続くのは難しいと思っていた。前にヒデキとマウイでプレーしたとき(2017年SBSトーナメント)、同じことが起きたと言い聞かせた。5打差をつけていたけど、3ホールを残して(1打差に)追いつかれたことがあったんだ」。それでも当時、結局3打差で逃げ切った。だから、また――。“勝って当たり前”の重圧をはねのけ、後続に3打差をつける通算25アンダーでゴールテープを切り、解放感に浸った。

「アクロン(18年ブリヂストン招待)からは、すごく長く感じる。ゴルフトーナメントを勝つのは本当に難しいことだと思い出した。本当にうれしい」。今季は手首の故障により5月の「全米プロ」をはじめ、予定していた3試合を欠場。今大会が6月に復帰してから初めてのトップ10入りでもあった。

最終戦は今季リニューアルされたハンディキャップ戦。ポイントランク1位の権利で、2位カントレーに2打差のほか、後続選手に差をつけ10アンダーから72ホールのストロークプレーをスタートさせる。「どうなるかなんて分からない。誰も経験したことがないんだから」という未知の戦い。「みんながゼロ(同じスコア)からスタートしたとしても、勝てるように頑張りたい」と再び勢いづいた。(イリノイ州メダイナ/桂川洋一)

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