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【RIZIN】2冠王・堀口 まさかの68秒KO負け

8/19(月) 16:37配信

東スポWeb

 格闘技イベント「RIZIN.18」(18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で、RIZINと米ベラトール2団体のバンタム級王座を保持する堀口恭司(28)が、朝倉海(25)にまさかの惨敗を喫した。わずか68秒でKO負けという散々な内容。これまで圧倒的な強さを誇ってきた絶対王者の身に、いったい何が起こったのか――。

 衝撃の光景だった。開始直後から攻勢に出た堀口だったが、カウンターで右のパンチを額に食らってしまう。ふらつきながらも体勢を立て直そうとしたものの、勢いに乗る朝倉海を止めることができない。ヒザ蹴りやパンチを立て続けに食らい、無念のKO負けとなった。

 試合前から楽勝ムードが漂う中で「格闘技は何が起こるか分からないですから。一発入ればどうなるか分からない」と繰り返していたのは堀口自身だったが、“予言”通りの結果となった。試合後、ケガや調整失敗の影響について「ちょこちょこはあるが、そんなことを言ってもしょうがない」と言葉を濁すも、逆輸入ファイターならではといえる問題に直面したのは事実だった。

 米フロリダのアメリカン・トップチームに拠点を置く堀口は、試合の1~2週間前に来日し最終調整を行うのが通例だった。しかし今回は7月28日の「RIZIN.17」に合わせ、約1か月前に来日。長い準備期間はプラスに働きそうなものだが「フロリダよりじめじめしてるんですよ。ムシムシして、走っていると気持ち悪くなる…」と漏らしていた。さらに試合数日前から鼻声で「暑くて、クーラーをガンガンにしないと寝られなくて」と口にするなど、決して万全なコンディションではなかった。

 榊原信行CEO(55)は「どこか試合に集中していないというか『何が何でも勝つぞ』というものが欠けているように見えた。それが王者の風格、自信なのかなとも思ったが、今思えばメンタル的に充実していなかったのかもしれない」と指摘。さらに「(セコンドに就いた兄・未来との)朝倉兄弟にそこを突かれましたね。丸裸にされて、そのメンタルの部分も攻撃された。彼らの分析力に敗れたということ」と話した。

 現実を受け止めた堀口は「悔しいので、すぐにでも再戦したい」と熱望。榊原氏は10月12日のエディオンアリーナ大阪大会か年末のさいたまスーパーアリーナ大会でリマッチの舞台を用意し、RIZINバンタム級王座のV1戦とする考えを明かした。エースの敗北により、RIZINマットに新たなうねりが起こるのは確実。堀口は、復活をかけた戦いが始まった。

最終更新:8/19(月) 16:41
東スポWeb

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