ここから本文です

ガッツポーズ波紋も…情熱あふれ出る明石商・狭間監督が“名物監督”仲間入りか

8/19(月) 12:04配信

デイリースポーツ

 高校野球界に新たな“名物監督”が誕生の予感だ。今夏の甲子園で初の4強進出を決めた明石商(兵庫)。部員111人を統率する狭間善徳監督の采配や、その言動にも注目が高まっている。

【写真】ガッツポーズが血管浮き出すぎの明石商・狭間監督

 4強進出を決めた八戸学院光星(青森)との戦い。相手の猛攻に苦しめられ、試合後のインタビューでは「はよ、家に帰りたいと思いました」と笑った。真面目な受け答えが目立つ甲子園の監督インタビューで、人間らしさがあふれ出る。

 ベンチでのアクションも際立っている。選手のプレーに鋭い眼光を飛ばし、最前列で派手なガッツポーズ。今夏の甲子園では関係者から「ちょっと出すぎです」と“注意”も受けたというが、八戸学院光星戦後も「今日もガッツポーズのしすぎで、ここ(右腕)がおかしくなった」と頭をかいた。

 その言動からは野球への情熱、そして生徒ひとりひとりへの愛情も伝わる。サヨナラ勝ちした3回戦の宇部鴻城戦(山口)では「こいつらほんま素晴らしいですわ。こんな試合できて、野球やっててほんま良かったと思います」と感慨深げ。「(部員)111人が一つになってベンチに入ってない3年生、2年生、1年生もいろんなことをやってくれたおかげで、その力をもらって勝った」と、メンバー外の選手にも感謝した。

 エース中森俊介投手(2年)という絶対的な存在がいながら、3回戦、準々決勝ともに継投で競り勝った。選手を信じ、一丸で戦う野球に徹している。

 相手を徹底的に分析し、知将としての一面もうかがえる。「うちは引き出しは全て持っている。どんな状況でも点を取る用意はできている」。勝負どころで代走を起用しての三盗。スクイズだけでなく、三塁ランナーを走らせてのエンドランなど、選手の個性をフル稼働させて1点をもぎ取る。

 もともと、93年から13年間は明徳義塾中で監督、明徳義塾高ではコーチとして馬淵史郎監督に師事。その期間に得た経験が現在の礎となっており、「今の野球があるのは明徳のおかげ」と恩義を忘れない。

 緻密な采配や冗舌さが馬淵監督の姿とも重なるが、大阪桐蔭・西谷浩一監督や龍谷大平安・原田英彦監督など、今の高校野球界を代表する有名監督に仲間入りしそうな勢い。履正社(大阪)と戦う準決勝も、熱い戦いを見せてくれそうだ。

最終更新:8/19(月) 12:12
デイリースポーツ

こんな記事も読まれています

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合9/23(月) 15:10

あなたにおすすめの記事