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ホンダ「スーパーカブC125」は、元祖スーパーカブへのリスペクトが込められた“ニッポンのネオクラシック”

8/19(月) 11:00配信

バイクのニュース

現代の解釈で当時のオリジナルをあらためて作る

 ニッポンのネオクラシックバイクといえば、ヤマハの「SR400」でも、スズキの「KATANA」でも、カワサキの「W800ストリート」でもなく、ホンダのコレでキマリ!! そう言い切りたくなるほど、高い完成度を誇るモデルがホンダ「スーパーカブC125」(以下、C125)です。

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 現在のネオクラシックブームは世界的な流れですが、単に60年代風だったり、なんとなくカフェレーサーっぽいだけだったりと、雰囲気重視で作られているモデルが珍しくありません。

 本来、モチーフとなるオリジナルモデルが存在して然るべきですが、その点でC125は完璧です! なぜなら、1958年(昭和33年)に登場した初代モデル「スーパーカブC100」のテイストを現代的に解釈し、取り入れるという最大限のリスペクトが込められているからです。

 スーパーカブにちょっと詳しい人なら、赤いシートや青と水色で彩られた外装色にC100っぽさを見つけられるでしょう。とはいえ、C125はカラーリングだけのなんちゃって仕様ではありません。それにほかのスーパーカブシリーズから派生したわけでもなく、ほとんどすべてがC125専用に開発されたプレミアムモデルなのです。

 この手のモデルの場合、普通に考えると現行の「スーパーカブ110」をベースにカスタムを施せば済みそうですが、エンジンの系統からして異なるほか、スイングアームやサスペンションも別モノ。

 フレームの主要部分こそ、スーパーカブ110と共有しているものの、ヘッドパイプ、エンジンハンガー、シートレール部分の設計は異なり、剛性の向上や振動の軽減が図られているのです。

 また、共有でなんの不都合もないステップバーやペダル、ハンドルグリップですら新設計、タイヤも専用パターンというから驚きです。

 すべてがワンオフのカスタムバイクのような作り込みを見せる中、その真骨頂とも言うべきパーツがエンケイ製のホイールでしょう。

 従来、スーパーカブのホイールはスポークとリムで構成されていましたが、C125にはアルミのキャストホイールが採用されています。ギリギリまで切削され、磨かれたそれは手触りが滑らかなだけでなく、ただでさえ華奢なフロントのハブ部分を中空化。工芸品さながらの凝りに凝った加工は一見の価値ありです。

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最終更新:8/19(月) 13:02
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