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1世帯あたりの外食支出額 2位が岐阜の理由は?

8/19(月) 17:00配信

日本食糧新聞

総務省統計局(6月7日公表)の「家計調査報告(外食)2018」によると2018年の1世帯当たり(2人以上の世帯)の全国年間外食支出額は17万1571円と前年より2925円(前年比1.7%増)と微増した。

1位は東京 3位は川崎

業種別では、「和食」2万2813円(同620円減、同2.6%減)、「飲酒代」1万8861円(同1260円増、同6.0%増)、「すし」1万5091円(同414円増、同2.8%増)、「洋食」1万3424円(同345円増、同2.6%増)、「焼肉」7163円(同85円増、同1.2%増)、「喫茶代」6761円(同340円増、同5.3%増)、「中華そば」6576円(同608円増、同10.2%増)、「日本そば・うどん」6164円(同148円増、同2.5%増)、「中華食」4889円(同115円増、同2.4%増)、「ハンバーガー」4099円(同351円増、同9.4%増)。全体的には、「和食」の支出額は落ちたが、他の業種は前年を上回っている。

「外食」の支出額が多い都道府県は、1位「東京都区部」25万5301円(前年1位、前年比7573円増、同3.1%増)、2位「岐阜市」22万2227円(同6位、同1万7036円増、同8.3%増)、3位「川崎市」22万0891円(同3位、同4531円減、同2.0%減)となっている。

以下「千葉市」「静岡市」「さいたま市」と続き、傾向としては首都圏・中部圏の外食支出額が高く、低いのは52位「青森市」、51位「和歌山市」、50位「秋田市」の順。「青森市」「秋田市」は、酒類購入金額が高いことから、家呑み文化が根付いているからではないか。また「和歌山市」は「配偶者有業率」が全国一低いため、内食が強いと思われる。

東京都区部に続く2位の「岐阜市」は外食への支出が高く、「和食」「中華食」「喫茶代」で1位、「すし」3位、「洋食」4位、「焼肉」5位と多業種で上位に位置している。特に「和食」は5万2570円(同9759円増、同22.8%増)で、2位の「佐賀市」3万7688円に1万4882円もの差をつけている。「岐阜市」は、人口10万人当たりの「魚屋店舗数」が一番少なく、「カレールウの支出額」も一番少ない。

「和食」の素材といえば魚類が多く、また同報告(外食)には「カレーライス」も「和食」に含まれる。「カレールウの支出額」が少ないのは、「カレーライス」の外食頻度が高いということであり、それで「和食」の支出額が多くなっているのではないか。

また、「名古屋市」も「和食」前年1位というように常に上位に位置し、日本一のカレーチェーン「CoCo壱番屋」、しゃぶしゃぶの「木曽路」など和食系有名チェーンの本社があることも一因ではないか。

また、「岐阜市」は、「名古屋市」(2位)と並ぶ喫茶大県だ。特にモーニングサービスの充実ぶりは目を見張る。コーヒー1杯の価格でトースト、ゆで卵、サラダだけでなくうどんに茶わん蒸しまでがサービスで付いてくる喫茶店もあるほどだ。また、ランチもお値打ちで食事需要にも対応している。

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最終更新:8/19(月) 17:00
日本食糧新聞

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