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新宿百人町に日本初「多様性」極めたホテル 全従業員がLGBTフレンドリー、充実したアメニティー 中庭や屋上テラスも

8/19(月) 17:30配信

アーバン ライフ メトロ

全従業員がLGBT研修を受講

 混沌とした新大久保駅界隈。かつては韓国人の多く暮らす街として知られましたが、今は「多国籍人街」になったことを、道ゆく人々を見て感じます。駅そばのマクドナルドの店員は、ふたりともインド・ネパール系の外国人でした。

【写真】中庭や屋上テラスのあるお洒落なホテル内観(22枚)

 駅前の喧騒に少し疲れながら、向かった先は「CEN DIVERSITY HOTEL & CAFE」。2019年7月20日(土)にオープンした、新しいホテルです。

 駅から徒歩でおよそ5分。路地裏に入り込んですぐに、そこが同ホテルとわかるほど、異彩を放っていました。ヨーロッパ的とも、ニューヨーク的ともいえる、スタイリッシュモダンな佇まいです。

 アーチ型のゲートを入ってすぐのところに、陽の降り注ぐ中庭があり、座り心地の良さそうなソファーが置かれています。静かで、駅前大通りの喧騒とは別世界。通り側にカフェが併設されていて、中庭を挟んでホテルエントランスがありました。

 この新生ホテルを訪れた理由は、「日本初のダイバーシティホテル」と謳っていたから。「ダイバーシティーホテル」とは何か、またそのようなホテルを経営するに至った理由、どんな客室構造なのかについて、ホテルを運営するレジデンストーキョー(渋谷区代々木)代表取締役CEOの野坂幸司さんにお会いして話を聞きました。

「ここで働く全従業員がLGBT研修を受講し、マイノリティーの方に配慮したサービスを提供しています。コンセプト設計にLGBTのデザイナーの方を起用し、また、外国人やLGBTの従業員の積極的な採用も行っています」

 ここが「ダイバーシティーホテル」であることについて、野坂さんはそう説明。LGBTへの配慮については、「だれでもトイレ」を設置するといったハード面に加え、アメニティーの配慮、同性のふたりが泊まりにきても「ダブルの部屋しかない」といった応対をしない、「ミスター」「ミセス」をつけて呼ばないといったソフト面のサービスを徹底しているそうです。

 宗教についても、カフェではハラルやビーガンの食事提供が難しいため、界隈でこれらの食事ができる場所を把握して、案内できるようにしているそうです。新大久保から新宿にかけては、これらの食事を提供している店が少なからずあるのも、立地の強みといいます。

 それにしても、なぜこういったことをコンセプトに掲げたホテルにしたのでしょうか。

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最終更新:8/19(月) 18:26
アーバン ライフ メトロ

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