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穴井詩のプレッシャーに負けない“シャットフェース”スウィングをプロが分析

8/19(月) 18:31配信

みんなのゴルフダイジェスト

NEC軽井沢72ゴルフトーナメントは、渋野日向子がまさかの3パットで残れなかったプレーオフを制し、穴井詩がツアー3勝目を挙げた。現在飛距離ランク1位の飛ばし屋のスウィングを、プロゴルファー・中村修が分析した。

穴井詩のドライバー連続写真

ドライバーが飛んでパーオン率も高くパットも上手でプレッシャーに強い

穴井詩選手と言えば豪快なドライバーショットが印象的ですが、パーオン率も8位と非常に高いことが強み。今大会でいえばプレーオフを戦ったイ・ミニョンに次いで2位と、ショット力はツアー屈指です。

パーオン率が高いので、必然的に1ラウンドの平均パット数は悪くなりますが、バーディ数は1位でパッティングにも穴がありません。

「飛ばし屋って曲がるイメージあると思うんだけど、(穴井は)ドライバーが上手くてパーパットがやたらと入る」と実力者の成田美寿々に言わしめるくらい、ドライバーだけではないスキルの持ち主なのです。

もう一つ、昨年から大きく飛躍しているのが、最終日の平均ストロークです。昨年の12位から3位に、4日間競技の最終日の場合は24位から2位に上がっています。これは技術もありますがマネジメント面での成長が大きいと思います。

そして言わずもがな、得意のドライバーショットでは飛距離278ヤードで1位とビッグドライブを連発していました。シーズンを通じての順位も1位と、技術とマネジメントのバランスのとれた、充実のシーズンを過ごしています。この成長に関して、ゴルフ5所属選手をサポートする田子元治プロに話を聞くと、こんなコメントが返ってきました。

「以前は常にマン振りの感じだったんですが、ホールによって飛距離をコントロールするようになったり、アイアンもライン出しが上手くなってます。ドライビングディスタンスを計測するホールはしっかり振っていますけどね。最終日に向けてスコアがよくなっているのは、オフのトレーニングが上手くいって、体力的に上がっていること。それとウィークポイントをショートゲームにあるとして、練習の仕方も変わったこともあると思います。パッティングも向上してきましたし、今回の優勝でまた一皮もふた皮も剥けたと思います」(田子)

スウィングを見てみましょう。アドレスとテークバックを見ると(画像A)左手の甲が正面を向くストロンググリップで握り、右手もそれに合わせて横から添えています。テークバックでは、腕とクラブを伸ばしたまま、フェースが地面を向くくらい開かずに、ワイド(手が体から遠い)に上げていきます。

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最終更新:8/19(月) 18:31
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