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甲子園ベスト4の明石商、中京学院大中京、星稜、履正社の投手運用をエースの球数から分析!

8/19(月) 18:05配信

高校野球ドットコム

 8月20日、第101回全国高等学校野球選手権は準決勝が開催される。ここで気になるのはエースピッチャーの投球数である。調べてみると、今年の4チームは昨年と比べてしっかりと運用しているチームが多い。

エースとしてチームを牽引する清水大成(履正社)

 今の甲子園は戦略的な継投策をしないと勝てない時代となっている。

 4チームの主力投手の球数を見ていきたい。

星稜      奥川 恭伸 3試合 25.1回  298球 1イニング換算11.78球
履正社     清水 大成 4試合 29回   474球 1イニング換算16.34球
明石商     中森 俊介 2試合 11.1回  172球 1イニング換算15.49球
中京学院大中京 不後 祐将 3試合 16回   256球 1イニング換算16球

 一昔前の高校野球や金足農の吉田 輝星の881球と比較してもだいぶ変わったと実感できる。星稜は頼みのエース・奥川の先発回避は2試合あり、うち1試合は投げずに勝った。それだけほかの投手のレベルアップができている証拠だろう。

 履正社は2年生投手・岩崎 峻典の台頭は大きい。エース・清水と同等のボールを投げられる投手。ただ清水は準決勝に進出したチームの中でただ1人だけ準々決勝で完投しているその影響は出るかもしれない。

 明石商の起用はすさまじい。準々決勝の八戸学院光星戦。強打のチームでも狭間監督は6失点の覚悟の上で、中森はリリーフで待機。万全の状態で、準決勝に臨む投手運用、狭間監督の期待に応えた投手陣も素晴らしい。

 中京学院大中京は4チームで唯一、完投がない。エース・不後は100球以内で交代し、元 謙太、赤塚 健利、村田 翔の3投手がつないできた。投手運用という点では一番ではないだろうか。

 橋本監督は不後について絶対的な信頼をしているが、だからこそ無理に引っ張りすぎて責任を負わせる形にはしたくないと語っていた。社会人野球の強豪・元NTT西日本で監督を務めていただけに、その起用法は戦略的だった。

 そういう意味で、果たして今年の準決勝、決勝ではどのような投手運用が行われるのか、注目したい。

最終更新:8/19(月) 18:13
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