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体感温度を4℃下げる!? ペパーミントの香りで、酷暑を乗り切ろう!

8/19(月) 11:34配信

ウェザーニュース

 30℃超の真夏日どころか、35℃を超える猛暑日も日本各地で記録している今年の夏。そんな暑さを和らげるのに、ペパーミントが効果的だと知っていましたか?

ペパーミントは体感温度を4℃下げる

 以前、化粧品メーカーの資生堂によって面白い実験結果が発表されました。それによると、ペパーミントの香りには、私たちの体感温度を4℃下げる効果がある、というのです。

 実験では、いろいろなシチュエーションで水槽に手を入れてもらい、その温冷感を被験者に評価してもらいました。すると、無香の状態で28℃の水に手を入れた場合と、それよりも4℃高い32℃の水に、ペパーミントの香りを嗅ぎながら手を入れた場合とで、同じ「やや温かい」という回答が得られたそうです。

 つまり、ペパーミントの香りを嗅ぐことで、水温が本来の温度よりも4℃低く感じられた、というわけです。また、ペパーミントの香りについて、約7割から「非常に冷たい」「冷たい」という回答が得られたといいます。

メントールは、脳に「冷たい」と錯覚させる

 こうしたペパーミントの「涼感効果」に大きな役割を果たしているのが、その主成分である「l-メントール」です。これは、「ひんやり感」が売りのボディローションやヘアケア製品、汗ふきシートなどにお馴染のあの「メントール」のことです。

 私たちの体の中には、低温を感じ取る「冷感受容体」というものが存在します。この受容体が活性化することで、「冷たい」という情報が脳に伝えられ、脳は「冷たい」と感じます。

 この受容体は、実際に冷たいものに触れたときだけでなく、メントールでも活性化することが明らかになっています。そのため、メントールの成分を含むものを食べたり、飲んだり、嗅いだりすると、私たちの脳は「冷たい」を錯覚し、冷たいものに触れたのと似たような感覚になるのです。

 ちなみに、日本では「ハッカ(薄荷)」という言葉もしばしば使われますが、これは「ミント」の日本語です。和種ハッカは、ミント類の中でも、l-メントールの含有量がずば抜けて多いといわれています。

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最終更新:8/19(月) 11:34
ウェザーニュース

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