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魔法の絵筆を持った「新米アーティスト犬」が世界に色を取り戻す。色彩アドベンチャーゲーム『Chicory: A Colorful Tale』のKickstarterキャンペーンが開始

8/19(月) 12:43配信

電ファミニコゲーマー

 絵筆を持った犬が主役のカラフルなドローイングアドベンチャーゲーム『Chicory: A Colorful Tale』のKickstarterキャンペーンが開始された。初期目標額は3万ドルだったが、開始からわずか1日で突破している。

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 『Chicory: A Colorful Tale』は、魔法の絵筆を使って線画の世界に色を付け、パズルを解いていくアドベンチャーゲームだ。

 主人公は、ウサギの大人気アーティスト「チコリ」に憧れ、彼女の工房で雑用として働く一匹の新米アーティスト犬「ピザ」(デフォルトの主人公名)。ある日、そのチコリは魔法の絵筆を残して突如として姿を消してしまう。魔法の絵筆が所有者を失った結果、世界は線だけを残して真っ白になってしまった。

 残された絵筆を手に取ったピザは、アートの力で探検し、謎を解き、友人たちを助けて、世界に色を取り戻す冒険の旅に出る。
 なお、主人公の名前や見た目、性別はカスタマイズが可能。世界を探索していくと、さまざまなドレスアップアイテムが見つかる。それらの服や装飾品も、魔法の絵筆で自由に色を変えることができる。

 ゲーム中では、魔法の絵筆で自由に世界に色を塗ることができ、「閉じられた扉を開くために特定のマークを描く」といった絵筆を使うさまざまなパズルを解くことで、さらに別のエリアへと進むことができるようになる。

 また、かわいらしいビジュアルから穏やかに見える世界だが、けっして優しいだけのゲームではない。王国の国ざかいでは「暗い森」が成長し、世界の色を奪い続けている。プレイヤーは魔法の絵筆の新しい使い手として、この「暗い森」の脅威とも戦わなければならない。

 暗い森との戦いは、主人公と絵筆の絆を深め新たなペイント能力を与えるきっかけにもなる。最初に得られる能力は、絵の具を暗闇で光らせる能力だ。この能力を使えば、いままで通れなかった暗い洞窟を歩くことができるようになる。『メトロイド』のパワーアップように、ピザはボスを倒すことで新たな能力を得て、探索範囲を広げていく。

 開発を担当するのは、音楽で世界を救うミュージカルアクションゲーム『WANDERSONG』を作り上げたグレッグ・ロバノフ氏。 『Celeste』や『Guild Wars 2』の音楽を担当したリナ・レイン氏も参加しており、Bandcampでは『Chicory: An Afternoon in Luncheon』というタイトルでサウンドトラックも発売されている。穏やかで楽しげな雰囲気のアルバムだ。

 開発状況は良好で、冒頭に掲載した映像で公開された部分はすでにプレイアブルとなっており、現在のビルドでも数時間遊ぶことができるという。Kickstarterで集めた資金は本格的なゲーム開発への資金にするとともに、PC以外のプラットフォームへの移植や、ほかの言語へのローカライズに充てられる。また、アートが主役のゲームということで、ほかのアーティストとコラボする計画もあるとされている。

 Kickstarterのキャンペーンでは、20ドル以上の支援で通常版がリワードとして手に入るが、早期支援者向けに18ドルのコースも用意されている。70ドル以上でTシャツなどのグッズ、100ドル以上でベータ版、300ドル以上で自身の写真を動物に描き換えてゲーム内に登場させる権利などがリワードとして与えられる。

 リワードの配送目標は2021年8月と設定されているが、ゲームの発売時期は“202X年”とされており、正式にはまだ決まっていないようだ。なお、デモ版がほしいメディアやストリーマーは、Googleフォームから申請登録することで入手できる。

 今年1月ごろにTwitterでかわいらしいgifアニメーションが公開されてから半年ほど経ち、ついに正式発表となった『Chicory: A Colorful Tale』。アートスタイルが気に入ったなら、ぜひ支援を検討してみてほしい。

ライター/古嶋 誉幸

ライター古嶋 誉幸一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros

電ファミニコゲーマー:古嶋 誉幸

最終更新:8/19(月) 23:20
電ファミニコゲーマー

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